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by tetorayade

経営危機に直面していたウィルコム

一時期は新機種を次々に発表し、念願の500万人突破も目前に控えていた。それが、思わぬ伏兵イー・モバイルの出現によって、ウィルコムの勢いを止められてしまった。

早い、安いデータ通信を武器に、ウィルコムの牙城が切り崩されて行った。

より、スマートになったスマートフォン「WILLCOM03」には食指が動き、発売と同時に機種変更した。ウィルコム加入者を増やす戦略機器だと思っていたのに、スマートフォンが起爆剤になることもなかった。

データ通信が売りだったウィルコムもケータイにその場を奪われ、やっと3G対応データカードを発売したが、時すでに遅し。

まず、魅力的な機種がないのが致命的だ、と思っていたら日経がウィルコムにまつわる不穏な記事を書いているではないか。

見出しは「ウィルコム、返済延長要請へ 私的整理、PHS継続し再建急ぐ」

三菱東京UFJ銀行など取引金融機関に約1000億円の債務の返済期限延長を求める方向で最終調整に入った、というではないか。

顧客を増やすには早い、安いを実現するしかない。

それで通信速度を現行の20倍にする「XGP」のサービスも10月から開始するが、それらの設備投資に今後5年間で1400億円規模の新たな融資を引っ張ってこないといけない。

借金もまともに返済できていないのに、新たな融資とは何事だ!というのが金融機関側の考えだろう。

このまま顧客が減り続けたら、金融機関は見放すしかない。

現在のウィルコムユーザーは450万人。この数字は安定している、と思う。未だに使い続けている、ということは一種のウィルコム信者である。信者になると少々のことでは他社へ切り替えることはない。

それを担保に新たな投資先を探してくるしかない。

ウィルコムのホームページにはこんなお知らせが載っていた。

本日、一部で、弊社の債務返済に関する報道がありましたが、弊社から発表したものではありません。
さまざまな可能性を検討していますが、現在決まったものはありません。


いずれにしても経営が大ピンチである、ということには違いない。

WILLCOM03まではよかったが、WILLCOM04を発売した時点で迷走が始まったように思えた。

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by tetorayade | 2009-09-21 09:03 | 社会ネタ