簡易パッケージでいかにもコストを下げていることが分かる。
ジャスコでは350ml缶が1ケースで1978円也である。第3のビールとはいえ、とうとう2000円を切ってしまった。
1缶82円ほど。ジュースより安い。
これが今話題の韓国産激安ビールである。
ここは一つチャレンジしてみるしかない。
韓国産の激安ビールという先入観を持つことなく飲んでみると、味も外国産の割にはクセがなく日本人好みの味付けが施されている。
これならプライムドラフトの選択もありだ。
では、ナゼ味が気にならなかったか、というと「焼き大根の麻婆がけ」があまりにも上出来だったからだ。
下ごしらえに時間がかかった。
輪切りにしたダイコンを塩と砂糖を少々加え、下茹ですること20分。水気を切って、両面に小麦粉をまぶしてフライパンで焼く。
そこに豚ミンチとしめじ、エノキで作った餡をかけ、彩りにねぎを散らして完成となる。和と中華の融合のような一品だった。
冷蔵庫にあった材料で作った。新たに買ったのは豚ミンチだけ。料理にもコストがかかっていない。
料理がうまかったので、韓国産のビールということも忘れて飲んでしまった、という感じだ。
しかし、よくよく考えてみるとこの選択はデフレスパイラルへ加担している、ということであり、日本経済の建て直しには役に立っていない消費ということになる。
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