夏の甲子園が2回戦に入ったところで世界陸上が始まった。
この2つの大会を観ていて、ふと気づいたのが日本の伝統文化と日本人の知恵だ。
夏の甲子園は暑い。
この暑さは人間だけでなく、中継するテレビカメラにも天敵らしく、中継するカメラには暑さ対策によしずがかけられている。
テレビカメラとよしずの組み合わせは、見た目はあまりよくないが、甲子園の大型テレビカメラにはほとんどといっていいほど、よしずがかけられている。
今やよしずも100円ショップでも売られているぐらいで、なんといっても安い。それでカメラの暑さ対策になっているのだから、日本の伝統文化と日本人の知恵だ。
一方、きのうからドイツで始まった世界陸上。さすがに、よしずは使われていない。専用のカバーをカメラ全体に覆っている。
この写真ではちょっと分かりにくい。甲子園は雨が降りそうなのでビニールカバーの上によしずを巻いている。ドイツの方はカバーの下の部分だけが見える。
いずれにしても、夏の屋外競技中継に日本人の知恵を見た。
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