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by tetorayade

競泳水着から山本化学工業は撤退か?

スピード社のレーザーレーサーに端を発した競泳高速水着規定に、国際水泳連盟は一つの結論を出した。

素材は織物のみ。その結果、ラバーやポリウレタン製は競泳水着には使えなくなる。男子200メートル背泳ぎで入江選手がたたき出した世界新記録は、ラバー製だったため、幻の記録となった。

水着の丈は、男子は腰からひざまで。女子は肩からひざまで。これでイアン・ソープのトレードマークだった全身タイツタイプは完全に過去の遺産となった。

この結論に一番ショックを受けているのがバイオラバーの山本化学工業だろう。

今後はラバー素材は使えなくなることになる。

同社のバイオラバースイム素材は、アリーナ社に提供されており、7月8日、アメリカのインディアナポリスで開かれた全米選手権男子100メートル背泳ぎで、、北京オリンピックの金メダリスト、アーロン・ピアソル選手が51秒94の世界新記録をたたき出したばかり。

そのピアソル自身が規制強化を喜んでいる。水着の優劣で記録が変わることは選手として面白くはない。水着によるドーピング、と批判的選手も少なくないようだ。

山本化学工業のラバー素材は、国際水泳連盟が規定する、繊維の厚みや、浮力、通気性、水着の中に空気がたまらないことなどをクリアしていた。

そもそも、競泳水着の面積がどんどん広がることに違和感があった。ひざ丈のスパッツタイプが出始めた頃から競泳界の流れがおかしくなった。

それがレーザーレーサーの登場で、世界新が乱発されるようになった。明らかに浮く感じの水着による世界新で、選手の実力とはちょっと違う。

今回、水着の丈がひざに改正されたが、いっそ、足の付け根にすれば一番すっきりする、というもの。

山本化学工業は本来のトライアスロン用でがんばってもらうしかない。

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by tetorayade | 2009-07-25 09:58 | スポーツネタ