人気ブログランキング |

日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

ウィスキーを好きにさせるサントリーのシングルモルト講座

スピードでは完全に負けた。会場からアップしていたブロガーがすでに2人。その速さに参った。

さて、久しぶりのブロガーイベントはサントリー・山崎蒸溜所の「シングルモルトを楽しむ講座」。サブタイトルには最近、ブームになりつつある「ハイボールからはじめよう」。

参加したブロガーは20人あまり。

集合場所はJR山崎駅。改札を出たところですでに人だかり。集合時間は3時15分。到着したのは3時13分。サントリーの看板を持っている人のところへ行くといきなり「tetorayadeさんですか?」。

何で分かったのか不思議だったが、自分が一番最後だった、ということ。

山崎駅に止まるのは普通電車だけ。しかも15分に1本ぐらいしかない。ということは皆さん随分早くから集合していた、ということのようだ。

山崎蒸溜所へ来るのはこれで3度目。
b0017844_7354820.jpg
最初はいつものように工場見学。3度目のシングルモルトのお勉強。麦芽、麦汁、発酵、蒸留、ニューポットの過程をおさらい。今回、3度目で焼酎が1回の蒸留に対して、ウィスキーは2回蒸留させてアルコールドを70度まで高めることを再認識。

焼酎とウィスキーの違いは、ニューポット(焼酎状態)まで作れるのが1週間に対して、ウィスキーは樽(樹齢200年以上のオーク材)に寝かせて熟成させ、何年もかけて完成したウィスキーへと醸成させていく。市場に出回る手間暇の違いが値段の差に現れるのだろう。

ここで、お勉強タイム。
b0017844_740396.jpg
樽は単なるウィスキーの入れ物ではなく、ウィスキーの原材料だ、という。

樽の中をチャーといって焦がすことで、バーニングが発生して、ウィスキーに甘い香りを足していく。そして、木の成分がウィスキーに溶け込んでいくことによって、独特の琥珀色を生み出していく。だから樽は入れ物ではなく、素材だ、という意味である。

樽に入れたウィスキーは呼吸しているため、毎年2~3%ずつ蒸発していく。その土地の空気をウィスキーが吸うことで、醸造所ならではの味わいとなっていく。

ちなみに、サントリーが山崎に蒸留所を設けた理由は、ウィスキー作りには欠かせない、天王山の竹林から湧き出る水と、
b0017844_17183416.jpg

3つの川が交わる場所によって発生する霧がウィスキーの蒸留には好条件だったことが挙げられている。

樽はだいたい3段に貯蔵されている。
b0017844_17224226.jpg
その段の違いによっても微妙に味が変わる、というからまさに生き物。樽や貯蔵した年数によって違う味を調合していくのがブレンダーの仕事。

ウィスキーとは何種類もの違う樽の組み合わせである。優等生の中に劣等性をちょっぴり混ぜてみたり。

という、ウンチクを傾聴した後で、いよいよシングルモルト講座の始まりだ。
b0017844_7515483.jpg
解説とブロガーからの質疑応答は宮本工場長。

山崎蒸留所では年間120回、4500人がハイボールセミナーを受講している。低迷するウィスキー人気に歯止めをかける狙いもあるのだろうが、40代以下ではハイボールという飲み方を知らないために、逆に新鮮な飲み方に写るようだ。そういえば、20歳になったばかりの息子は、焼酎派のオヤジを尻目にサントリーの角でハイボールを楽しんでいる。

宮本工場長は「炭酸で割ってもウィスキーの味が残り、どんな食べ物にも合う」とアピールする。

さて、ここからやっとテイスティングだ。
b0017844_7524584.jpg

まずは、4つのウィスキーを色、匂い、味で利き比べ銘柄を当てるところから始まる。ウィスキー度素人ながらこれが4つとも大当たり。山崎、白州は飲んだことがあるので簡単。マッカラン、ボウモアは飲んだ経験はないが海草などのヒントで分かった。
b0017844_7531939.jpg

テイスティングが済むといよいよハイボールの作り方講習。

まずは、グラスに氷を一杯に入れ、1フィンガーでウィスキーを注ぐ。ここからがポイントで、13回半かきまわぜ、グラスを冷やす。しばらくして、ソーダー水をゆっくりと注ぎ、あとはマドラーを差す感じで軽く混ぜ、後はぐいぐい飲む。
b0017844_7561939.jpg

テーブルには山崎と白州のミニミニボトル。これ空にするまでおよそ1時間。飲むほどに初対面のブロガーさんたちと会話も弾む。

ちなみに、ハイボールに欠かせないのが山崎の天然水で作ったプレミアムソーダ。主役よりも前に出ているのがそう。
b0017844_17362148.jpg

つまみは、スイーツ2点、おかき、チーズ。甘いものでもウィスキーには合う。
b0017844_1758196.jpg

b0017844_7541753.jpg

ハイボール講座が終わり、本ちゃんは2次会から。
b0017844_7551635.jpg

場所を「HIRO」へ移し、2000円の会費で山崎の18年が登場。テーブルは沸き立つ。
b0017844_8115787.jpg

12年が8000円ぐらいに対して18年は3倍の値段。普段飲むことはできない。

元々貧乏舌なので18年の値打ちも分からず、もっぱら12年で作るハイボールで出てくる料理を完食する。
b0017844_7585984.jpg

b0017844_7592366.jpg

b0017844_759484.jpg

b0017844_803793.jpg

b0017844_81125.jpg

b0017844_812893.jpg

b0017844_815154.jpg

最初から、最後までビールが出ることはなかった。

普段はビール、ビール、ビール、焼酎なのでいつもと勝手が違ったが、ハイボールならビール代わりになることが分かった。

高級シングルモルトなので、しこたま飲んだが二日酔いになることはなかった。

※注1 シングルモルト講座は通常1000円
※注2 シングルモルト講座では通常は山崎と白州のミニボトルはテーブルには出ない
※注3 通常宮本工場長が解説することはない


人気ランキング
by tetorayade | 2009-07-05 08:04 | 私的ネタ