完全に出遅れてしまった。
そう、東国原知事を自民党の古賀選挙対策委員長が次期総選挙へ出馬要請をした例の話題。
「自民党の総裁候補にしてくれるのなら、擁立を受けてもいい」と発言した東国原知事に対して自民党内からは批判の声が噴出している。
「国会議員経験もない者が生意気なことをいうな」という論調で、いくら宮崎県民から高い支持を受けているとはいえあまり調子に乗るな、と諌める。
併せて、古賀選対委員長に対しても自民党内部から批判の声が上がっている。
いくら自民党の支持率が低下しているからといって、外部の人間を擁立したことは自民党の看板に泥を塗っただとか、自民党は外部から総裁候補を擁立しなければいけないほど人材不足ではないとか。
東国原知事の本意は、古賀選対委員長が本気で自民党を改革したいのか、というのが確認だったように思われる。それが総裁候補にできるか、という言葉で。、それだけが一人歩きした感がある。
ただ、いずれ国政選挙に出たい意思はある、とみた。
宮崎県民の8割が国政選挙に出ることに反対する一方で、東京での街頭アンケートでは日本の首相に相応しいのは麻生でも鳩山でもなく東国原知事が断トツだった。
自民党が東国原知事の擁立に成功した暁には、民主党は対抗手段として、民主党よりの橋下知事を擁立することになりそうだ。
テレビドラマではあるまいし、そんな簡単にタレント知事があれよあれよという間に、首相の椅子に座ることはないだろうが、霞ヶ関としては霞ヶ関の解体をぶち上げている橋下知事が首相になることを何より恐れているだろうな。
国民の支持が高ければ高いほど。
普段は縦割りの霞ヶ関がこの時ばかりは総力戦で、ありとあらゆる手段を講じて潰しにかかる。
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