2日間、出張で大阪を離れていた。新型インフルエンザの感染者が出ていない、広島、博多へ行っていた。
感染者が出ていないということは、極めて普通のことなのだが、そこには極普通の日常生活があった。
普通の生活とは、マスクのない当たり前の日常である。
ここで改めてマスクとはなんぞや、と問いたい。
マスクを付けていたら万全であるかのようなアナウンスをするから、感染者の出た地域ではマスクが品切れになる。
普通のマスクの機能は感染者が咳による飛沫を防ぐものであり、マスクをしたからといってウィルスの侵入を防げるものではない。
つまり、マスクは感染者が付けて、初めて効果があるもので、健康な人がマスクをしても意味はない、ということ。
ただ、感染者だけがマスクをしていたら、それこそ白眼視さfれるので、それはまずいことに加え、ここはマスクメーカーに儲けてもらって、経済を活性化させるためにも、交通機関がマスクの着用を呼びかけているのではないか、とうがった見方をついついしてしまう。
東京の女子高生がアメリカへ行って感染したケースが象徴的だ。
新型インフルエンザが世界的流行になってからの渡航。そのため、マスク着用、手洗い、うがいをアメリカへ行っても敢行していたにもかかわらず感染してしまった。
つまり、感染予防にマスクは気休めでしかないのに、感染地帯でマスクをしていない健康な人が、マスクをしないで電車に乗ってはいけない風潮を作る恐さを感じるきょうこの頃である。
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