創設から5年目を迎えた東北楽天ゴールデンイーグルスが好調だ。
昨日はマー君の3連続完投でロッテを2-0で下し、首位に立った。連敗癖があるのでどうなるか分からないが、もはや首位になったからといってニュースにならなくなった。
創設当時なら連勝してもニュースになったほど。
去年の今頃こんなことがあった。
「どうもすいません。また勝っちゃいました」
試合後の楽天・野村監督は至って上機嫌だった。球団創設以来の7連勝。初の単独首位に椿事扱いされたものだ。
しかし、WBCに岩隈、田中の両エースを輩出するほどに成長した楽天に、首位に踊り出たぐらいで大騒ぎするのは、失礼にあたる。
今季は大砲、中村ノリが加入したので、打線にも厚みが増してきた。
創設当時は近鉄とオリックスの控え選手で構成されていたようなチームだったが、ドラフトで超高校級の田中マー君を獲得できた辺りからチームらしくなってきた。
楽天がスタートした時、唯一エースだった岩隈が不調続きだったが、昨年から復調し、WBCメンバーにも選出されるほど復活したことも大きい。
15試合が終わって9勝6敗。
ペナントレースは始まったばかりだが。
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