きょうのカンブリア宮殿は[博多一風堂」。月2回ぐらいは通うお気に入りのラーメン屋だ。
行くのは長堀店。でもこれ、大阪人からいうと長堀ではなく、南船場なのだが。
そんな突っ込みはさておき、スタジオに河原成美社長を招き、カンブリア宮殿は博多一風堂を解剖する。
一風堂のよさは味もそうだが、元気のよさだ。気持ちがいいほど店内が活気に溢れている。それが月2回は足を運んでしまう理由だ。
現在店舗数は37店舗で年商は64億円。
これが1店舗当たりの売り上げとなると1億7422万円で、この金額は飲食店ではトップクラス。
まず人気の秘訣はその味なのだが、一風堂では豚頭とゲン骨、ロース骨は別々の釜でスープを取って、あとでブレンドする。理由は骨によって旨みを引き出す時間が違うからだ。
「こういう面倒なことをしている店はない。だからプライドが保てる」と河原社長は胸を張る。
若いころ役者を目指した河原社長は、俳優養成所時代の経験をラーメン店にも活かしている。
それが「店は舞台」という考え方。
ラーメンだけを食べにきているのではなく「トータルの空間を食べにきている」。そのために店員は、「ありがとう」と「笑顔」をお客に提供する役者である。
ラーメンを作っているのではなく「ありがとう」を作っている、とまでいう。
番組の途中、五反田店の高木店主が登場する。
どこかで見た顔だと思ったら長堀店にいた人だ。昔は線が細いひ弱な若者だったが、日増しに声が大きく出るようになり、いつの間にか店長になっていた。そして、いつの間にか見かけなくなった、と思ったら今では店主へと成長しているではないか。
一風堂は1年間のアルバイト経験の後、店長の推薦があれば正社員になれる。
河原社長は世の中を「ラーメンで元気にするばい!!」と熱い。
追記
4月14日の昼飯。
白丸のCランチ850円なり。
これがデフォルトの状態。
そして、トッピングしたのがこの状態。
高菜もかなりてんこ盛り。
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