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by tetorayade
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闇サイト殺人で死刑判決

名古屋市で帰宅途中の派遣社員の女性が拉致・殺害された闇サイト殺人事件で、名古屋地裁は被告3人に対して2人を死刑、1人を無期懲役とする画期的な判決を下した。

死刑求刑は殺害した人数によって決まる永山基準に引きずられるのが相場だが、1人の殺害での死刑判決は地裁としては勇気ある判断だ。

1人の殺害でも死刑判決が下されたのは、その残忍な手口だろう。

被害者と犯人はまったく利害関係はない。

闇の職安サイトで知り合った3人が、強盗を働くために集まり、か弱い女性を狙った。

金が奪えるなら相手は誰でもよかった。

帰宅途中の女性を車で拉致、監禁。現金6万円を奪いキャッシュカードで現金を引き下ろそうとしたが、本当の暗証番号を教えなかった。

ガムテープでグルグル巻にされた挙句、ハンマーで頭を殴打して殺害。山中に死体を遺棄した。

犯人のうち1人が自首したために、被告3人が逮捕された。

この自首した犯人が第二、第三の事件を未然に防いだ、ということで無期懲役刑になった。

全員死刑を望んでいたが1人が無期になったことを受け、被害者の母親のコメントには感動を覚えた。

「娘が本当の暗証番号を教えなかったから、自首したのであって、自首したから無期懲役になったのではない」

つまり、暗証番号を教えて現金引出しに成功したら、うまみを覚えて第二、第三の犯行を重ねていた、ということだろう。現金引き出しに失敗して我に返っただけ。そんな男を無期にするのは許せない。

何の罪もない娘を残忍な手口で殺害された母親の悔しさが滲み出ている。

ケータイをはじめとするネット社会は、現実の世界では一生知り合うことのない、見知らぬ他人同士が簡単に出会いの場を作った。

出会い系サイトでは援助交際や不倫が盛んだ。これも倫理観、モラルを崩壊させるものだが、その延長線上にあるのが今回の事件を闇の求人サイトだ。

オンラインの匿名性は人間が本来持っている残忍性を簡単に引き出してしまう。それがオフラインになってもためらうことなく犯行を犯してしまう。

第二、第三の闇サイト殺人事件を抑制するためにも、死刑判決を支持する。

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by tetorayade | 2009-03-19 07:43 | 社会ネタ