中川財務大臣は自制が効かないアル中一歩手前と見た。
週刊新潮で去年11月、宮中「豊明殿」で開かれた天皇皇后両陛下主催の晩餐会で酔っ払って東宮関係者と揉め事を起こしていたことが報じられていた。
そのときは奥さん同伴で「もう止めなさい」と怒られながらも飲み続けていたらしい。
アル中疑惑はローマで開かれたG7の財相・中央銀行総裁会議後の会見での動画が動かぬ証拠となった。
この会議は世界的な金融危機を立て直すための重要な会議である。
その後の記者会見のロレツが回らず、記者の質問にもトンチンカンな答えを連発し、最後は居眠り。
これ、深酒疑惑は通り越し、アル中疑惑である。
ここまで、ロレツが回らないのは相当の深酒と思われるが、宮中事件でも分かるように、短時間でとめどもなく飲むのではないだろうか。
中川番の政治部記者なら酒癖の悪さは承知だろうから書かないだけで、週刊誌がスキャンダラスに取り上げるぐらいだったが、世界的にも重要な会議で本性を表してしまったから、自業自得。
普通緊張していたら、どんなに深酒しても酔わない。一方で緊張感から開放されて飲むと短時間でもベロベロに酔っ払うことがあるが、中川大臣は緊張感がいつもないのだろう。
霞ヶ関官僚が日本を悪くしている根源とすれば、中川大臣のような二世議員も同罪だ。
こんなアル中大臣に大事な財務を任せてはおけない。
今回の酔っ払い会見は一発退場のレッドカードもの。
麻生内閣第一号の更迭大臣になってもいいくらいだ。
とにかく、酒に呑まれるような二世チンピラ議員には国政を任せられない。
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