かんぽの宿の売却を巡って、オリックスへの一括譲渡が白紙に戻された。
これには裏の裏がある、という。
鳩山総務大臣が「なぜ一括なのか、なぜオリックスなのか」と見直しを求めたのは今月9日。オリックス・宮内義彦会長が小泉政権で規制改革・民間開放推進会議の議長を務め、民営化の議論に深くかかわっていたためだ。
まるで、オリックスとのデキレースで一括売却はおかしい、不当に安く手に入れているのではないか、という論調になってきた。
いわゆる談合か。
談合は社会悪のように取られているので、世論も鳩山大臣の見直し論に賛同する。
かくして、オリックスへの一括譲渡は白紙に戻される。めでたし、めでたし。
このめでたし、めでたしは実はオリックス側にとってのめでたし、だという。
その心は宮内会長はかんぽの宿なんか欲しくなかったのが本音らしい。
国から頼まれてしかたなしに引き受けた、とか。
宿は古くて稼働率が悪い。ただ、、そのなかにマンションを建てられる物件もあったのでしかたなしに引き受けた。
そこへ持ってきてのアメリカ発の世界的金融不安。不動産大不況時代。マンションを建てても売れない。
逆にオリックスにしてみれば、安く買えたかんぽの宿もお荷物になっていた、という。
なんとか手放したい。
そこで、一括譲渡はデキレースではないか、との情報をリークする。
それでまんまと引っ掛かったのが、鳩山大臣。こうして、お荷物になっていたかんぽの宿を合法的、かつ合理的に手放すことに成功したわけだ。
めでたし、めでたし。
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