ショッキングな訃報が届いた。
飯島愛については当ブログでも何度か取り上げてきた。テレビでしか伺え知れないが、何度も取り上げた人が逝ってしまうと感傷的にならずにはいられない。
飯島愛が変調をきたしたのは、サンジャポを自らが降板した昨年3月あたりからだろう。
それを機に芸能界から引退してしまったわけだが、ついには人知れず逝ってしまった。変死か自殺かはまだ分からない。
サンジャポを降板する時、真相を告白するのに2週間も引っ張ったのは記憶に新しい。さて、真相告白をしようとした当日は東北地震で報道特番に切り替わり、真相は語られずじまい。
その後分かったのは、飯島愛が芸能界を引退した理由は自分には芸がないからだった。飯島愛の辞書で芸能人とは芸がある人のことを指す。
病気で仕事を休んで改めて自分には芸がないことに気づき、相当の覚悟を持って引退することを決めた。
AV出身。スカートをめくってTバック姿を見せることで、一躍Tバックの女王の異名を取ったのはまさに日本がバブル景気に酔いしれているころだった。
Tバックだけではすぐに消える存在だったが、トーク番組に活路を見出し、突っ込み担当のポジションで17年間芸能界を漂流してきた。
自分にはライブ活動もなければ、歌もない。トーク番組では自分の代わりになる若いタレントが一杯いる。病気のときは気分が落ち込み鬱状態になるもので、芸能界活動に終止符を打った決意をしたようだ。
しかし、飯島愛の代わりはいないから、今までこのポジションを堅守してこれた。バラエティには欠かせないコメンテーターというポジションを確立しているではないか。年齢とともにますます毒舌にも磨きがかかってきているのに、惜しい。
飯島愛は引退発表のときに、精子バンクを利用してシングルマザーにトライしたことを告白している。今でも卵子を年間20万円支払って冷凍保存している、という。
希望はハーフの子供を産むことだった。
飯島愛が贈ったサンジャポ演者へのメッセージが走馬灯のように流れてくる…
ヘリョン=韓国から来てことばもわからないのに、毎週民族衣装を着て…
デーブ・スペクター=突っ込んでくれる人がいなくなるね。
テリー伊藤=問題発言しそうになったときはフォローしてくれた。
西川史子=準レギュラーぐらいでがんばって。
青木裕子=おさかなちゃんとのロケがんばれ。
爆笑問題=大好きな芸人さんなんで、飛躍して日本一になってください。
スタッフ=問題発言しても責任をかぶってくれた。早起きしたら毎週見ます。
サンジャポなら28日は飯島愛の追悼番組を放送することになるだろう。
芸能界を引退してもずっと苦しんでいた飯島愛。
これでやっと楽になりましたか?…それならそれでいいのだが。
合掌
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