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by tetorayade

戦々恐々とする広告業界

トヨタ自動車の奥田碩相談役が「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の席上、厚労省批判を繰り返すテレビに対して「マスコミに報復してやろうか。スポンサーを降りてやろうか」と発言して物議をかもしたのが11月。

それが現実のものになろうとしている。

ただし、報復のためにスポンサーを降りるのではなく、営業利益初の大幅赤字=自滅のために。

企業の業績が悪化したした場合、真っ先に経費削減対象になるのが「広告費」「交際費」「交通費」の3K。

来年3月期の連結業績で1500億円の赤字を発表した会場は、当初予定されていたホテルではなく、急きょ本社へ場所を変えた。さっそくの経費削減だ。

乾いた雑巾を絞りながら「カイゼン」に次ぐ「カイゼン」で高収益体質を構築してきたトヨタなら当然だろう。

マンUのルーニーのゴールシーンで世界の茶の間に感動を呼んだFIFAクラブワールドカップの冠スポンサーについては来年以降も続けることを発表した。

サッカーの視聴率は世界的なスポンサー効果があるとの判断からだろうが、冠スポンサー番組の行方が気になる。

「人生の楽園」(テレ朝)、「ワンステップ」(TBS)はよく観ている。人生の応援歌的内容で良質な番組は残して欲しい。

トヨタの年間広告予算は1000億円らしい。

8月にはトヨタは広告予算の3割カットを発表しているが、今度の下方修正で再び見直しが図られるのも必至。

特にテレビや雑誌は広告効果を測定しにくい面があった。どちらかといえばどんぶり勘定だったが、広告効果が測定できて割安のネットへシフトしていくようだ。

他の企業もトヨタへ右に倣えすれば、テレビ、新聞、雑誌など広告収入で成り立っていた旧態のビジネスモデルがつぶれる。

ラビ・バトラの予言が大きな足音として近づいてきた。

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by tetorayade | 2008-12-23 11:19 | 社会ネタ