現在75歳。元植木職人で、67歳まで現役で造園の仕事をしていた。
その後シルバー人材センターに登録して、不定期で働いていた。
そんな折、豪邸の庭仕事が舞い込む。
家主は元植木職人の丁寧で完璧な仕事ぶりに感動した。シルバー人材センターから派遣される人材の中でピカ一だった。
家主は中堅企業の社長で、軽井沢に別荘を持っていた。社員研修にも使うほどの広い別荘だった。
別荘は冬はスキー、夏は避暑、春は研修などオールシーズン使っていた。
別荘の管理は地元の業者に任せていたが、75歳の元植木職人に常駐管理の依頼をした。
冬は雪かき、夏は草むしり。年俸は400万円。かなり高待遇だ。その会社の社員として再雇用されることになった。
都内から軽井沢に引っ越した。
非課税世帯の年金生活者から一転することになるが、社会保険料や所得税から市民税まで相当引かれることになるだろうな。
ま、引かれても手取りが増えるのなら問題はないが。
とある病院の待合室での出来事。
Aさん(62)は、コンビニで買った弁当をベンチに座って食べていた時だ。

突然、2歳ぐらいの女の子がAさんめがけて「パパ~」と叫びながら駆け寄ってきた。
何のことか分からずに呆然としていると、その子の母親らしき人も近づいてきて、Aさんに向かって「よしゆきさんですか?」と驚いた表情で話しかけてきた。
「いや、違います」と人違いであることを伝えた。
実はその母親の旦那は、一卵性の双子の兄弟で、女の子がパパと間違えるぐらいそっくりということだ。
実際に写真を見せてもらうと髪形こそ違うが、自分でもそっくりだと思うぐらい顔立ちや体型が似ていた。
世の中には自分を含めて、そっくりな人間が3人はいるというが、うち2人に会うとたちどころに死んでしまうという説がある。
いっそ、Aさん、双子の兄弟と会ってこの仮説を実証してみては?
パイプカットで避妊が100%できるわけではないことが明らかになった。
兎に角、女好きで結婚後も浮気は後を絶たなかった。
ブチ切れた奥さんは、パイプカットを厳命。子供は1人生まれていたので、それに素直に従った。
パイプカット後も浮気を止めることはできなかった。
旦那が浮気を止めないことは半ば諦めていた。外に子供を作らないためにパイプカットを命じた意味合いもあった。
ところが、パイプカット後に浮気相手が妊娠してしまった。
パイプカットは術後すぐには効果は出ない。1カ月後に精子がないかを検査しなければならないのだが、それを怠ったために、0.1%の確率で妊娠してしまった。
出産後、DNA鑑定したところ、男の子供であることが判明した。
今は、養育費や認知の件で揉めている。
もちろん、この件は奥さんは知らない。
後は、揉めないために、おカネで解決するしかない。
とあるホールに警察から問い合わせがあった。
内容はすでに1年前に退社している元社員(30代後半)のことだった。
この件を店長は専務に報告した。
専務の判断は「警察にはなるべく協力すること」だった。
そこで、一緒に働いていた同僚にヒアリングした。
元社員はそのホールでは勤続11年に及んでいた。勤務態度は極めて真面目だった。
そこで分かったことは、趣味がジュニアアイドルヲタ。二次元も大好物だった。大人の女性には興味を示さなかった。
所謂ロリコンだった。
元社員の履歴書を改めて調べてみた。
前職は小学校の教員だった。
だんだんと点と点が線で結ばれて行く。
去年、ロリコン趣味の小学校の教員が、グループLINEで盗撮した女児の写真などを共有していた事件があった。
小学校の教員になる人間の中にはロリコン趣味が紛れ込んでいるということだ。
ヒアリングした内容を警察に報告した。
元社員は未成年者に対するわいせつ行為で逮捕されていた。
ホールを退職した後は、風俗店のスタッフとして働いていた。
ホールへ転職したのも、勤務していた小学校で問題を起こしたのかも知れない。
性癖は簡単には治らないことが分かる。
80歳を目前に控えたホールオーナーの話だ。
この年代のオーナーは、パチンコで儲かった時代を生きてきたので、女に走るケースが少なくなかった。
出会いは、20年前、行きつけのクラブだった。
新人で入店した20代の彼女に一目ぼれした。
彼女は親に捨てられ幼少期から高校を卒業するまで養護施設で育った。そういうこともあり、高校を卒業して働くに際して、稼げる水商売の道に入ったというわけだ。AVにも出演していた経験がある。
やがて彼女とは愛人関係となり、最近では韓国コスメの店の運営を任せていた。
所謂、雇われ店長。給料は80万円支払っていた。
で、最近彼女の浮気を疑うようになって、興信所を使って調べ上げたところ、やはり浮気していた。
オーナーは浮気相手に対してというより、そんな男を好きになったことに激怒した。
なんと、浮気相手の年齢は84歳。生活保護を受けていて、前歯が1本しかないようなみすぼらしい老人だった。
親に捨てられてファザコンがあったにせよ、自分よりもはるかに貧乏で、最低限の生活をしている老人に負けたことが、許しがたかった。
愛人契約並びにコスメ店の責任者も解除したのは言うまでもない。