インバウンド政策が奏功して東京・大阪のホテルが足らない。その影響を受けることになるのがビズネスマンなどの出張族。
昔はホテルガイドを片手に片っ端から電話を入れていたが、今はスマホのアプリでホテルを探すのも随分と楽ちんになった。
数あるホテル予約アプリで重宝しているのがこれ。
このアプリがいいのは空室のあるホテルしか出て来ないところ。後は自分の予算に合わせて予約するだけ。
一度個人情報を入力すると、予約のたびに住所、氏名を入力することもない。
東京へ出張するときはこのアプリに助けられている。
おっと、今回はアプリの話ではない。
東京オリンピックで東京のホテルが全然足らない。ホテル、旅行代理店業界はオリンピック期間中は100キロ圏内のホテルまで使わないと足りない、と予測している。
ホテルが足らないという話が本題でもなかった。
新国立競技場の2500億円という莫大な建築費問題だ。
当初は1300億円の予算がどうしてこうも膨れ上がったかというと、2本の巨大なアーチの建築工事は、地中深く土木工事をする。近くには地下鉄が張りめぐらされており、難工事が予測されているために、土木工事費をMAXで見積もっているために、建築費が跳ね上がった。
予算をぶんどった後、思ったよりも工事が簡単で予算をはるかに下回りましたから、といって余った工事代が政府に戻されることはない。
余ったカネは政治家に流れる。
原案を強硬に推し進めるのはそんな理由があるからだ。
追記
こんまま行くものと誰もが思っていたが、安保法案可決による支持率低下を恐れた安倍首相が急きょ白紙撤回へ。
香港でインフルエンザが猛威を振るっている、という。ネットで検索すると2月ごろの話で、直近のものは出て来ない。
インフルエンザで50人以上の死者が出ている、ということで香港へ新婚旅行に行く予定だった東京在住のカップルが、予約をキャンセルした。
奥さんは妊婦だったので、香港より遠くへは行くのは困難。そこで、出産して改めて海外旅行へ行く計画を立て直した。
その矢先に奥さんが流産してしまった。
夫婦は気分転換に大阪へ小旅行に出かけた。
大阪へ着いてすぐ、旦那が財布をすられた。現金が7~8万円入っていたほか、カードが入っていた。
カードもないので身動きが取れない。
奥さんの方は財布を持って来ていなかった。
ついていない時はとことんついていない。
雨降って地固まるどころか、東京へ帰るなり別居生活が始まった。
旦那は日本人、奥さんは気性が激しい中国人だった。
この先どうなるかは、誰にも分からない。
花輪代の領収書を切らない=花輪は出していないホールの続報は本編では書けないので避難的にこちらで。
親が親なら子も子。
30代の常務は現在ソーシャルゲームに夢中。
複数のグループで戦うタイプのゲームなので、部下にも参加させている。
ソーシャルゲームは課金すれば強くなれることもあって、課金する部下が評価され、職位が上がって行く、という。
つまり、本来の仕事よりもゲームが上手になるように課金する部下が評価され、上に上がれる。
何といえばいいのか。
呆れるだけ。
職人は頑固者が多い。
客の要望があるにも関わらず、自分のスタイルを変えないところがある。
そんな代表的なパン屋が都下にある。
「めっちゃ美味しいタマゴサンドがあるのに、それが昼間ない」と話すのは同店の常連客で、その人からもたらされた情報だ。
その美味しいタマゴサンドは3時半以降しか作らないらしい。理由は午前中は他のパン作りで忙しいのでサンドイッチを作っている時間がない、というのだ。
つまり、自分の仕事のリズムがあって、そのリズムを頑なまでに崩さない。それが頑固者=職人の所以でもある。
この店には昼間行ってもサンドイッチを売っていない。
昼間にサンドイッチを食いたい、というお客の要望にこの頑固者が応えた。
昼間売っているサンドイッチはな、な、何と既製品を買って来て、それを販売しているのだ。
自作のサンドイッチではなく、よそで買ってきたサンドイッチ。
やっぱり頑固者はスタイルを変えることはなかった。
美味しいタマゴサンドが欲しい場合は、従来通り3時半以降に行かないと置いていない。
年齢は54歳になるプログラマー。
最近、カミングアウトして離婚した。子供は2人いた。
生まれ育った環境は3人兄弟の真ん中。上と下がお姉ちゃんと妹だった。子供の頃から女の子の遊びに興味を持っていた。
成長するにつれ、女の子のやることに興味が惹かれて行く自分がいた。
そんな思いを断ち切り、男として生きる覚悟を決めるために結婚して、2人の子供を授かった。
子供が成人し、背中に背負うものがなくなると、本来の気持ちが再び芽生え始めた。
女性になりたい!
それを行動に移した。
まず、女性ホルモンを注射しはじめた。すると胸が膨らみ始め、念願のブラジャーを付けるようになった。
それに併せて髪の毛も伸ばした。
洋服、バッグ、靴も女性ものを買うようになった。
そこで、妻に「女性として生きて行きたい」と離婚を申し出た。
病院で性同一障害の診断書も書いてもらい、それを持って役所へ行って戸籍も女性名に変えた。
傍から見るとおっさんがそのままおばはんになった風貌ながら、会社員として働いている。
最後の目標は性転換手術を受けることだ。
それで、不思議なのが決して男が好きということはないそうだ。
とにかく女性になりたかっただけで、友達は女性といっても近所の主婦が多い。
50を過ぎて本当の自分を取り戻したおっさんであった。