月刊リーダーズを名乗る男から自宅を事務所にしている人の下へ電話が入ったのが水曜日の午後7時頃だった。
要件はこうだ。
来年1月の新春特集で高槻・茨木特集を企画している。創業して若い会社で頑張っている社長を探していたら●●●●の●●社長様が見つかった。
個人事業主で会社を立ち上げて5年、2年前から株式会社に法人登記していた。
そういうものを調べて電話して来たようだ。
さらに要件はタレントのダンカンがインタビュアーとなって会社を訪れるので、話を聞かせて欲しい、ということだった。
ちょっと興味を示した。
「担当者が今、ダンカンさんと打ち合わせ中なので、すぐに折り返します」
ここまでは、アポインター役が電話して来た。
2~3分経って別の男から電話が入った。
「今週の金、土、とダンカンさんが大阪へ行きます。ご都合はどうでしょうか?」
来年の新春特集という最初の話がすでにぶっ飛んでいる。
「芸能人がインタビューに行くので、なにぶんおカネがかかります。つきましては、A4サイズの1/4で5万円かかります。ダンカンさんと記念写真も撮れます」
5万円なら記念にいいかな、と思ったが結局は断ったそうだ。
最初は5万といっておきながら、ページのサイズを見開きにして、もっと高い料金を払わせるのに違いない。
未だにこの手の雑誌が生き残っているのに驚いた。
3流の落ち目タレントを使うこの商売、タレントも食うためにやっているのだろうが、後ろ指を指されそうで断るものだが。
久しぶりの広島で初めてを2つも体験する。平和公園を訪れた時、宮島行の船を発見する。
宮島へ行くかどうか悩んでいる時だったので、心が決まる。
乗り場を探して初めての平和公園から宮島へ。
川を下って海に出る、というだけでも爽快な気分になる。ところが、船はボートのように背丈もないので海に出ると波をもろにかぶるからと、船内に戻される。
宮島へは何度か行っているが、一度も弥山 には登ったことがないので、これまた初めてのロープウェイを体験する。
この2つの動画、どちらが関心を引くかというと、動きが速い方であることが判明した。
1年ぶりに平和公園と宮島を訪れて感じたことがある。
広島には中国人の団体観光客が来ていない、ということ。
圧倒的に目立つのは欧米人。日本人から見たいわゆる外人で広島の観光スポットは埋め尽くされている。
大阪道頓堀が中国人観光客で埋め尽くされているのとは対照的だ。
この傾向で思い出すのが、マズローの欲求5段階説。
爆買い中国人は5段階欲求でいえば、生理的欲求の第一段階。
広島の観光地を訪れる欧米人は、買い物目的ではなく、原爆の悲惨さや宮島の歴史を学ぶために来るわけで、第三段階の社会的欲求に通じるような気がする。
いずれ、爆買い中国人もだんだん少なくなってくるだろうから、日本の伝統文化で惹きつけて行くことが必要になる。
書くなといわれて書かないのはアマチュア。
書くなといわれて怒られるのもアマチュア。
書くなといわれて書いても怒られないのがプロ。
そんなプロの仕事をしたいと常々思っている。
先方から情報提供があり、記事を書いた。ところが、急きょ書かないで欲しい、ということになった。
一度書いたものをみすみすお蔵入りにすることは忍びない。
それでほとぼりが冷めた頃、多少、内容を変えて記事を公表した。
しばらく、何事も起らなかったが、当事者からケータイの電話が入った。
バレたな、と腹をくくったが、当人は「似たようなケースもありますね。うちとほとんど同じじゃないですか。面白かったです」と自分の所ではないと信じて疑わない。
もし、これを読んでも笑って許して。
これで1000字に膨らませるのは至難の業なので。
スロットの稼働がよくない。
それで業界関係者の独り言。
「全部、30パイにすれば、出玉感が増えていいのに」
メダルが大きくなれば、箱もすぐに一杯になる。出玉感が出せるのでメーカーが一丸となって取り組めばスロット業界も多少明るくなる、というもの。
ふ~ん。