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by tetorayade

政治的心理作戦で一枚上手の北朝鮮

8月に脳卒中で倒れて重病説が流れる北朝鮮の金正日総書記の消息。9月9日の建国60年の閲兵式を欠席したことから憶測が憶測を呼んだ。

そういう状況で、北朝鮮は情報の小出し作戦を始めた。

10月4日には金日成総合大学の創立62周年に際し行われた大学生のサッカーの試合を観戦したと報じた。ところが詳細もなく、写真もない。

重病説を打ち消すため、と誰もが思う。

さらに、朝鮮中央テレビは10月11日、総書記が朝鮮人民軍第821部隊所属の女性砲兵中隊を視察したと報じると共に、今度は数10枚のカラー写真を同時に発表した。

この写真公開がまた新たな波紋を投げかけた。健康が回復しているのなら、なぜ動画を流さないのか。はたまた、公開された写真の季節感がおかしい。10月の北朝鮮は周りの緑が青々しくはない。藤の花が咲くのは5月、と。

さらには、早稲田大学の重村智計教授の「金正日は03年にすでに死亡している。今の金正日は影武者」説が改めてクローズアップされたりする。

これこそが北朝鮮の術中にはまった瞬間である。

10月の季節感がない写真を公開したのは、北朝鮮のミスではなく、作為的なもの。こうして、日本のマスメディアが公開した写真を過去に撮影した偽物、と騒ぎ立てさせることが狙いだった。

その狙いにまんまと嵌ったわけだ。

非常に高度な政治的戦略に嵌った。

脳卒中でこんなに早く回復するものなのか、いや、本当はすでに死亡しているのではないか、と騒ぎ立ててくれるほうが北朝鮮には交渉する上では「好都合」なわけだ。

金正日が表に出なければ出ないほど、世界の関心が高まるからだ。これを瀬戸際外交の切り札とでもいうのだろうか。

朝鮮戦争で血の同盟を結んだ中国が、北京オリンピック開会式への招待を特使を派遣しながらも出席しなかった。

すべては、一度は破棄されたテロ支援国家指定解除を有利に交渉するための戦略だったのか?

カラー写真を公開して、その写真の真偽について、日本がわいわいがやがや騒いでいる間隙を縫って、アメリカはテロ支援国家解除した。

近々、ライス国務長官が北朝鮮を訪問することになる可能性が高い。そのときに金正日が公の場面に元気な姿を見せる。

重病説も真っ赤な嘘ならぬ、情報操作だった?

毛沢東だって、金日成も情報操作で何度も死亡している。

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Commented by ざんぶろんぞ at 2008-10-18 14:28 x
一方ではこんな情報も出ていますね。

ttp://www.zakzak.co.jp/top/200810/t2008101803_all.html

まあじっくり情報を待ちましょうか、いまさらどんな状態でも驚きませんけど、、、
Commented by tetorayade at 2008-10-18 22:44
>ざんぶろんぞさん
北朝鮮はずっとベールに包まれたほうが外交上は好都合なので、憶測が憶測を呼ぶことを喜んでいるのでしょう。
by tetorayade | 2008-10-17 21:16 | 社会ネタ | Comments(2)