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by tetorayade
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流しても9:69世界新!ボルトの驚異的身体能力

世界最速男ウサイン・ボルトは何もかもが桁外れの規格外人類だった。

北京オリンピックの陸上初日は、100メートルの世界最速男を決めるレースから始まった。

予選から半分の力で流すように走るボルトは、軽く走りながら、簡単に9秒台をたたき出す。まったく危なげないが「もっとまじめに走れ!」と突っ込みを入れたくなる走りで決勝まで進んだ。

黄色人種がどんなにがんばっても10秒を切れないのに、基本的な身体能力の差をまざまざと見せつけられる。水泳でも50メートルがあるように、50メートル走なら日本の塚原直貴でもメダルのチャンスはある。

その一方でアメリカのタイソン・ゲイがまさかの準決勝で脱落。新旧交代とアメリカの凋落を決定づけた。

決勝はジャマイカ3人に対してアメリカは2人。そのほかトリニダード・トバゴが2人、とカリブ勢の台頭が目立つ。

ボルトの敵は仲間のアサマ・パウエルではなかった。

敵はいなかった、というのが正しい。50メートル辺りで先頭に立つと、そのまま差を広げ、最後20メートルぐらいから横を見たり、両手を広げながらゴール! 

9:69という世界新記録を樹立してしまった。

決勝でも全速力で駆け抜けないゴールシーンは記録もさることながらオリンピック史上初ではないだろうか。

ラスト20も力を抜かずに、そのまま全力疾走したら記録はどうなっていたやら。

人類はついに9秒6台に到達してしまった。

ボルトは短距離選手では珍しい196センチの長身スプリンターだ。これだけの上背がありながら俊敏な動き。大きなストライド。一歩の歩幅が他の選手より抜きん出ている分、足の回転が速ければ、一歩ごとに差が広がる。

100メートルを40歩で駆け抜ける。

スタート前から緊張感がまったく感じられない。他の選手が集中して険しい表情に変わる中、弓を引くようなポーズを取っている。周りの選手とは違ってリラックスムード満点。力みがない。

その力みのなさはレースの終盤で流すように走ることでも表されている。

金メダルを確信していたのか、シューズはゴールド。レース後はすぐに靴を脱いでアピールする。

ミズノのランバードでなかったことだけは確か。プーマのように見えた。

100メートルといえば、アメリカの独壇場だったが、ここ最近はジャマイカ勢に押されっぱなし。アメリカ経済と同様アメリカの強さの象徴だった100メートルも凋落の一途をたどることになってきた。


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by tetorayade | 2008-08-17 07:38 | スポーツネタ | Comments(0)