サッカーくじの不振がオリンピック選手の強化費に影響を及ぼしている。
01年に640億あった売上が去年は190億まで落ち込んでいて、今年はさらに悲惨な状況のよう。
この収益がオリンピック選手の強化費に当てられていたのに、財源不足から10月から3ヶ月停止になる、とのこと。
この中には水泳の北島選手も含まれており、月額40万の助成が受けられなくなる、という。
ただ、北島級ともなればCMスポンサーも付くのでたいした問題ではないかも知れないが。
やはりというか、トトの売上落ち込みは目を覆うばかりだ。
サッカーの不人気に加え、1等金額の少なさが拍車をかける。1回の売上が2000万程度の時もあったほど。
間違っても賞金金額ではなく、売上である。
所詮、文部科学省が天下り先や既得権益の少ない業界で、自分達の利益を考えて強行したサッカーくじだ。
官僚のやることはこんなもんやろ。
平沢議員が警察庁の保安課長時代に無理やりねじ込んだパチンコのプリペイドカードと同じ末路を辿ることは目に見えている。
警察の天下り先確保のために三菱、住友商事を巻き込んでカード会社を作り、普及が進まないと射幸性の高いCR機を認め、普及が進むと今度はカードの偽造でカード会社は大赤字。
世の中に不要なものは消滅するのが自然の摂理。
自分達の利益のためだけに作ったものはやがては市場から退場するのが自然な流れだ。
大赤字の地方競馬のように維持費はかからないが、いずれトトは消える運命やろうな。