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by tetorayade

異彩を放つ朝日の金運黒財布広告

新聞の折り込みチラシにはいんちき臭いものが時々紛れ込んでいる。

たとえば、金運を呼ぶ黄色の風水財布なんてのがそう。

この財布を買ったとたん金運がアップして、宝くじや競馬で大当たりして金持ちになれた、と札束の写真を入れてユーザーの声を紹介している。

今も昔も誰も信じないような詐欺まがい広告だ。

ボロ儲けできるえびの養殖事業の投資話なら、セミナーを開いて強引に勧誘するので騙される人もいるだろうが、チラシ1枚で騙される人はさすがにいないことを信じているのだが。何度過疎の手のいかがわしいチラシを見かけるということは、効果があるのかも知れない。

金運がアップするというようなチラシ広告の信頼度は低いが、これが全面広告となるといささか信頼度は増す。
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写真の広告は7月6日付の朝日新聞の朝刊に掲載された、占いで有名な“新宿の母”が企画・デザイン・監修した「金運の黒財布」だ。

朝日新聞をご購読の貴女様へと呼びかける肩のタイトル。

「幸せになれるウォレット」

「貴女の素敵な幸せや金運向上の夢や願いを託してみませんか」と新宿の母が呼びかける。

さすがに、この財布を持ったら金運がアップしてがっぽり稼げるなんてことは書いていない。

購買欲をそそらせる時の常套手段である「限定」という文字をベタ白抜き文字で強調する。

ちなみに数量は350個。

全国紙の全面広告の料金は数千万(1000~3000万円)らしい。

定価1万9800円で350個売り切っても693万円にしかならない。しかも新聞の寿命は短い。翌日には見られない。

費用対効果は極めて悪い。

以前、朝日をはじめとする全国紙が詐欺会社の近未来通信の広告を長らく掲載していた。

今回の金運黒財布はそういうたぐいではないにしても、全国紙の全面広告にしては違和感がある。

いくら広告収入が激減しているといえども、朝日の品格を下げる。

もっとも品格はないのだが。


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by tetorayade | 2008-07-06 10:07 | 社会ネタ | Comments(0)