ネット上ではゴマキが硫化水素自殺を図った、というデマ情報が某人気ブログを発信源に広まっていた。当該ブログではその件で人気男性グループのメンバーと訂正していたが、そのエントリー自体が削除されている。
ところが、その男性グループのメンバーでもなく、女子アナの自殺が報じられた。
川田亜子。
名前を聞いただけではピンとこなかった。
がっちりマンデーの黒いスーツに黒ぶちめがねの経済予報士といわれて、ようやく顔が浮かんだ。
元TBSの川田亜子アナが26日早朝、ベンツの中で練炭自殺を図って死亡しているところを通行人に発見された。享年は29歳だった。
2002年にTBS入社。同期入社は山田愛里アナ。去年4月にTBSを退社してフリーに。
女子アナの定年は30歳といわれている。それまでに結婚するか、フリーになるか。結婚してもしなくてもそのまま居座るか。毎年、男女合わせても数名しか採用されない難関試験。世間から見れば東京キー局のアナになるのはスター並みのまなざし。
そんな人も羨むポジションを手に入れても、人間なら悩みはある。
最近は事件があるごとに本人のブログが注目されるが、川田アナもブログを書いていた。
読んでみると、体調がすぐれず、周りに迷惑をかけていたことが伺える。がっちりマンデーもいつの間にか降板して局アナが担当している。
自殺する2日前まで仕事もしている。そのMCの仕事の宣伝をブログに書いている。ということはうつ病ではない?
5月16日付のブログではこんなことが書かれている。
体調が悪く、元気がないなか、仕事を下さった方、一緒にして仕事をして下さる方、みなさんに感謝の気持ちと元気になりました。と報告したく、書かせていただきました。これからもよろしくお願いします。
翌17日のブログもまだ本調子ではない。
うーん 体がまだ元気!といかないようです。中国四川大地震では多くの方が一生懸命生きているのに!情けない 今日もがんばらないと!
22日も痛々しい。
一番苦痛であります。昔は本を読んだりお茶をしたり、ぽーとしたり。楽しかったのに…今はせつないです。豪華なホテルのロビーで優雅に幸せそうにしている方々を眺めてながら、移りゆく景色に胸がきゅーとしめつけられます。
SOSは発信し続けているが、周囲もまさか自殺するとは思っていなかったはず。
がっちりマンデーの経済予報士の川田アナしか知らない。あのひょうきんな川田アナが自ら命を絶ったことが今でも信じられない。
合掌
追記
川田アナの出身局であるTBSの朝ズバでもこのニュースを取り上げた。
ニュース記事を読んだのは川田アナの1年先輩にあたる竹内香苗アナ。後輩の訃報を涙をこらえて報じる姿が痛々しかった。
「入社前にあいさつに来た。とてもかわいかった」とコメントをいうのがやっとだった。
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