てっきり公明党かと思ったら自民党だった。
名前はみどりなのに勝負服は「赤」の松島みどり(51)。自民党・東京14区選出の衆院議員。
橋下知事と同じ大阪・北野高校を卒業後、一浪で東京大学経済学部入学。
昔から野球が好きで東大の野球部にマネージャーとして入部しようとしたが女子はベンチ入りができないために、入部はかなわず、その足で応援部に入部。東大にはなかったバトントワラーズを作った。当時の女子新入生は176人の時代。その全員にはがきを出して、バトンをやってくれる仲間を募った。
で、入部を決意したのは1人。たった2人の東大応援部バトントワラーズが誕生する。
卒業後は朝日新聞入社。経済部と政治部の記者をやっていた。
当選3回で現職は国土交通副大臣。
春の椿事が起こったのは14日の参院予算委員会だった。
松島みどり副大臣が鴻池祥肇委員長の制止を無視して発言を続けたために、鴻池委員長が激怒。予算委員会の出入りを禁止した。
与党の委員長が身内の現職の副大臣に切れるのは、極めて異例。
国交省といえば今、最も槍玉にあがっている省庁の象徴だ。
道路特定財源の暫定税率問題で、松島みどりは以前は暫定税率は廃止論者だった。ところが副大臣になると立場上維持に変わった。
このことを民主党の津田弥太郎議員から突かれ、延々と弁解を始めたことに鴻池委員長が発言を打ち切るように再三注意したが、これを無視して釈明を続けた。
鴻池委員長は委員長権限で「予算委員会を冒涜した」という理由で委員会の出入りを禁止した。
鴻池委員長は郵政民営化法案の参議院本会議では反対票を投じているおっさんで、たかじんのそこまで言って委員会では、準レギュラー。右寄りの発言が目立つ。
鴻池委員長は生理的に松島みどりが嫌いだったのかもしれない。
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