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by tetorayade

新銀行東京は破たん処理がベスト

東京都は全国で一番財源が潤沢だ。

だから東京都が1000億円も出資して新銀行東京なんてものを作ってしまう余裕があったのだろう。

目的は銀行が融資を貸し渋る中小企業を支援するため。大層ご立派な設立趣旨ある。

当時は中小企業が銀行から貸しはがしにあっていた。石原都知事の肝いりで新銀行は設立され、別名石原銀行とも呼ばれた。

困っている中小企業を助けるために、無担保、無保証融資を謳い文句にスピード融資を信条とした。まるで、サラ金の宣伝文句のようだが、事実金利はサラ金並みだった。

国民金融公庫の金利が年2.2%~2.8%に対して、同行の貸し出し金利は7~8%。最高金利ともなると14%も取っていた。こんな金利を払っていたら、中小企業は経営が破たんする。

こんな高い金利で借りる事業者はいない。

2005年4月の開業から2年半の2007年11月中間決算では936億円の累積赤字を出し、破綻寸前の状態に追い込まれている。

そこで、東京都として400億円の追加出資で延命させたい石原都知事は、野党からの猛反対にあい矢面に立たされている。

石原都知事自身、新銀行問題では「進むも地獄、退くも地獄」と認めているように、追加出資したからといって計画通りに黒字化なんかできる保証はどこにもない。

プロの銀行には勝てっこない。

ここで破たん処理を進めれば1000億円の損失で済むが、延命すればその金額が膨れ上がるだけだ。

いずれにしても都民の血税が無駄になる。


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by tetorayade | 2008-02-26 23:01 | 社会ネタ | Comments(0)