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by tetorayade

新風舎が民事再生~破産へ

自己破産の手続きを行うと不動産は処分されてしまう。そこで不動産を手放さずに、今ある借金を大幅圧縮することが可能な法的な債務整理の方法として平成12年11月に施行された新しい法律が民事再生法である。

民事再生法を裁判所に申し立てからといって、すべてがうまくいくとは限らない。

自費出版の大手の新風舎が東京地裁に申請していた民事再生手続きが廃止された、という。支援先としていた印刷会社が支援を断ってきたためだ。

これによって新風舎は破産手続きに入る。

自費出版は流通に乗らないものでも100ページもので30~50万円かかる。ブログに書き溜めたものはPDF出版で1冊からでも本にしてもらえる。自己満足派にはピッタリ。この手を使えばかなり安く自費出版できる。

さらに人気のあるブログは書籍化する動きも活発化しており、自費出版自体が曲がり角にきていた。

今回は支援先の問題だったが、申請しても申し立てを棄却されるケースもある。

それは、民事再生法25条によると、「不当な目的で再生手続開始の申立てがされたとき、その他申立てが誠実にされたものでないとき」だ。

16日に大阪地裁に民事再生法の適用を申請していた船場吉兆。金融機関は申請には協力的だといわれている一方で、新たなスポンサーは見つかっていないだけでなく、吉兆グループは資金提供には消極的だ。

そりゃ、そうだろう。グループ全体に迷惑をかけているわけだから、内心「店をたたんでしまえ!」ぐらいに思っているだろう。

加えて、船場吉兆の場合はこの25条に引っかかったりはしないのか?

ミートホープのように潔く破産手続きをしたほうが賢明ではないだろうか。客が戻らなければいずれ倒産するのだから。


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民再ラッシュが予想される(もう始まっている?)業界に関係するものとしては25条の適用案件がどの程度出てくるのかは興味ありますね。結構短絡的に民再申請するところも増えてきそうですし。
Commented by tetorayade at 2008-01-21 23:02
>hercさん
国民の税金で生き返らせてもらった銀行が最後に泣くしかない。
by tetorayade | 2008-01-19 12:13 | 社会ネタ | Comments(2)