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by tetorayade

エコ偽装表現の違和感

昨年を表す漢字一文字は偽装の「偽」に決まったが、今年も引き続き、新たな偽装問題が発覚した。

日本製紙の古紙再生配合率の問題がそれ。

年賀はがきに古紙を40%程度配合しなければいけないところを1~5%程度しか混ぜていなかったことが発覚したのを皮切りに、国や独立行政法人に納入するコピー用紙には100%古紙を利用しなければいけないのに、それを怠っていた。

新聞には環境偽装やエコ偽装の文字が踊る。

確に決められたことを守っていなかったことは、誉められたことではない。しかし、ユーザーにとっては不利益どころか、今回ばかりは利益になっているのではないだろうか。

古紙配合の割合が多ければ多いほど、紙は真っ白ではなくなる。

年賀状はインクジェット対応になっているように、パソコンで年賀状を作って、プリンターで出力する人が増えている。

はがきは白ければ白いほど発色がいい。

紙がくすんでいれば、プリントした時に思い通りの色がでない。

ユーザーのためを思って、決まりを守らず勝手に配合率を変えた、と勝手に解釈しているのだが。

今回の偽装はユーザーにすれば良かったこと。偽装、偽装と騒ぐことに違和感を覚えるのは自分だけだろうか?

追記

家に帰って年賀はがきを確認してみた。

年賀はがきには2種類ある。

再生はがきとインクジェット紙の2種類で、インクジェット紙には「再生」の文字は入っていない。

よくよく、紙の色を比べるとインクジェット紙のほうが、若干黄ばんで見える。再生はがきの方が白いではないか。ま、再生紙をほとんど使っていないからだが。

配合率40%だったらどんな色になっていたのだろう。

追記2

再生紙にかかる高コストを抑えるために、偽装していたようだが、リサイクルは結局コストばかり高くついて何のためのリサイクルなのか、ということも問題になってきそう。

ペットボトルなどもほとんど再生されていない実態をテレビがスクープしていた。

本当は高コストで理にかなっていないリサイクルビジネスの偽装が、今年は暴かれる年になるのか?

追記3

日本製紙の社長は記者会見で偽装を認めると共に、国が求める古紙の配合率では今の技術では品質が保証できないために、偽装していた、という。

つまり白い紙にするには古紙は使えない、というのだがそれだけの理由ではないだろう。

グリーン購入法で国などの機関に納めるコピー紙は少々色が白くなくても古紙100%のものを収めれば済むはず。

それをしなかったのはやはりリサイクルにはコストがかかるからだろう。

コストがかかることが果して本当に環境問題にやさしいのだろうか?

テレビニュースの街頭インタビューで市民は「許せない」と憤って見せるが、そんな声だけをつなぎ合わせて編集すればみんなが怒っているな印象を与えることができる。


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Commented by 九龍 at 2008-01-16 20:05 x
この偽装の場合
古紙を使った製紙の方がパルプからの製紙よりも漂白に要するコストなど、
再生紙の方が新造紙よりも高コストなため、
グリーン購入法によって、割高な再生紙の購入を義務づけられている
役所に対して、再生紙の値段で新造紙を納入したことが、
不当な利鞘を稼いだ詐欺に当たることが問題視されているようです。

詳しくはこちらに
http://blog.goo.ne.jp/okanyan/e/f4d6f8df1fe8c281c9f97196d562ca53
Commented by tetorayade at 2008-01-16 22:43
>九龍さん
さっそく参考にさせてもらいました。
環境ビジネスも問題はいろいろ多いかと思いますね。
スーパーのレジ袋だって再生するより新品を作るほうが安い。
by tetorayade | 2008-01-16 19:44 | 社会ネタ | Comments(2)