選挙公約を自分なりに解説してみるとこうなった。
「到底できもしないことをさもできるように、その時だけいい散らかすこと。選挙のための方便。さらに、選挙が終わった後で、そこまで言明していないといい逃れること」
夏の参院選で安倍総理は、宙に浮いた5000万件の年金問題で自民党は最後の1人、最後の1円まで解決します。ご安心下さい、と声を張り上げた。
その主は総理のポストを投げ出してしまった。
自民党は歴史的大敗したから、選挙公約は守らなくてもいいというわけではない。
あの時国民は来年3月までに問題を解決する、と受けとめた。そんなことは物理的にも到底無理なことは、分かっているが、照合作業だけでも済ませる、と言っていたはずだ。
舛添大臣はきのう白旗を上げた。
言い訳と開き直りのオンパレード。3月までといった覚えはない、照合作業なんかエンドレス、誰がやっても解決できない、とボヤキしか出てこないが、できないことはできない、とはっきりいうだけましか。
それだけ社保庁が長年やってきたことがずさんだったということなのだが、公務員は誰も責任をとらないからこんなことになってしまった。
こんなことをまのあたりにしながらも、社会保険制度がまだ維持できるのだから日本人はエライ。
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