日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

崩壊する産婦人科の現場

産婦人科の医療現場は医師不足による危機ではなくすでに「崩壊している」という。

急患の妊婦が病院をたらいまわしにされる理由は、ベッドが空いていない、当直医がいない。単純な理由だが、まことに恐ろしい現状を突きつけられている。

無策から産婦人科医を増やそうにも志願者は減少するばかりだ。

産婦人科医の高齢化は過疎化の進む農村のようなもの。埼玉県のある市の産婦人科医の年代別医師数がこれだ。

30歳台/1人
40歳台/7人
50歳台/2人
60歳台/6人
70歳台/10人
80歳台/5人

国家試験で産婦人科医を目指す学生は3~4%しかいない。若手の医師が育たないため産婦人科医の高齢化は進む一方だ。負担は体力、気力も衰えてくる高齢医師に全部のしかかってくる。これが崩壊といわれる所以だ。

ニュース23で60歳の現役産婦人科医の分娩現場の1日を追っていた。1日に3件の手術をこなし、そのまま深夜の当直に入る。仮眠を1時間程度すると、もう朝。そのまま日直に就く。連続36時間勤務だ。そんな激務を月6回もこなさなければならない。

一般社会では60歳といえば定年を迎える年齢。30~40代の働き盛りがこなすような仕事量を60歳になってもやらなければならないのだから、まさに危機的状況ではなく崩壊している。

結局、医師不足から内科医系に比べると当直回数は倍以上になる。

その結果、産婦人科医自身が壊れる。うつ病により長期休業に至ったり、家庭内不和、離婚など、日常生活でも様々な問題を抱えることになる。

解決策がまったくないわけでもないようだ。

通常分娩は助産師だけで済むケースも多々ある。助産師を活用することが産婦人科医師不足の一助にはなる。

不人気理由は分娩で死産したときに訴えられることなどが挙げられているが、産婦人科医の収入が少なこともあるようだ。診察報酬を上げる改正も必要だろう。待遇改善を取り組まなければ、産婦人科医が増えることはない。

虫歯で死ぬことはない。歯科医より産婦人科医を増やす施策は待遇改善だけではないか。


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医療費抑制のためには医者と医者の収入を減らすのが第一と決め付け、現実の医師不足を無視して統計操作で数を誤魔化している厚労省の役人、そして救急医療を24時間コンビニ医療と錯覚している一般人が、今の医療崩壊の元凶です。それに患者側の過大な要求と短絡的な提訴、救急医療現場の過酷な勤務状況を無視して闇雲に医療者の粗探しばかりを繰り返すマスコミ(特に毎日新聞社会部)の偏向報道が医師を追い詰めているのです。
その一方で、薬価はなかなか下がりません。それにコンビニやスーパーで薬は買えません。厚労省役人の有力な天下り先である製薬会社の収益は手厚く保護されているのです。
政治家・官僚もたらい回しに遭わなければ、医療崩壊の現状を理解することはないのでしょうね。
Commented by A at 2007-09-20 06:14 x
 歯科医が多い理由は命に対する重みにあるのかもしれませんね。ただし,虫歯を馬鹿にしてはいけません。虫歯から菌が入り肝臓疾患で3ヶ月入院をした同僚がいます。(彼は東南アジアの出身で病院で治療を受けるということを理解できていませんでした。制度自体が崩壊するの尾を見守る厚生労働省は立派なお役所ですね。)
 
Commented by 麺太 at 2007-09-20 23:58 x
医者の収入増はもちろん。患者の治療費負担の軽減は当たり前。
でも医者の不正請求はどうして厳しくしないのでしょうか?
結構多いと聞きますが・・・

知っている医者にもレセプトの枚数ばかり競い合い。
高級外車を乗り回し、高級クラブへ業者とのみに行く。
若いときに他の人が遊んでいる時、医学の勉強ばかりしていたのだから常識ないし、大儲けして当たり前と嘯いている。
弱り目の時に応対する仕事なのに、他人の痛みは分からない。
こんな医者がいるから皆が勘違いをする。

激務の医者の爪の垢を飲ませてやりたい。

人口増加を謳うのに、産科・小児科をほったらかすのは厚生省のアホさの象徴。
Commented by tetorayade at 2007-09-20 23:59
>いつも楽しみにしてます さん
やはり元凶は厚生省ですね。全体の支出を抑えるために、十羽一からげ。産婦人科や小児科の医療報酬は別枠として上げることも必要のよう。
Commented by tetorayade at 2007-09-21 00:03
>A さん
歯医者は夜中にたたき起こされる急患がこない。だから歯医者の夜間はないし、当直も不要。一番楽。
歯科病院がコンビニ並みに増えたため経営難の歯科医もあるでしょう。
虫歯で死ぬことはないにしても、そんな感染症から大病を患うことはありますよね。
Commented by tetorayade at 2007-09-21 00:08
>麺太 さん
産婦人科医を志すのは昔はどういう理由があったかどうか分かりませんが、今はネットで無修正がいくらでも見られる。見飽きて産婦人科医を志さなくなった。下世話な推測でした。
医者になる動機も金儲けばかりが先行するから僻地医療や産婦人科医などの激務を嫌う。
Commented by 麺太 at 2007-09-21 22:54 x
下世話な推測ではないですよ。
実際に若いお姉ちゃんの局部を見れるし、触れるから楽しいと言ってました。
中には中絶の祭に、同じ堕すのだからと 麻酔後に一発やってから手術する医者もいました。
所詮そんなレベルが大半じゃないですかねぇ
Commented by tetorayade at 2007-09-21 23:26
>麺太 さん
本当はそんなところから目指していた人も少しはいたんでしょ。毎日見ても飽きないのはある意味すごい。
変態産婦人科医がいるんがこれまたすごい。友達ですか?
Commented by skyteam at 2007-09-23 10:44 x
麺太さん>
 そういう「極めて例外」の方が身近におられるので、そういう風に思われるやもしれませんが・・・。そういう不純な動機で「過酷な労働」を引き受けられますでしょうか?今の産科診療の現場に残っている「医師」への非難ですか?
 逆に、もしも自分が「一生懸命」社会保険庁でお仕事をしていても、「所詮そんなレベルが大半じゃないか?」みたいな言われ方をしたら、うれしいですかね?(謎)
Commented by 僻地の産科医 at 2007-09-23 12:46 x
名誉毀損です。
はなはだ腹立たしいコメントで、下世話ですね。人間性が疑われます(笑)。
本当にそのようなお友達がいるのかどうか。

産婦人科医が診ているのはお腹の中です。
外側の痒いのなんのはむしろ、皮膚科に行ってほしいくらい。
基本的には忙しい時間を割きたくない対象の患者さんですけれど、
そんなことばかりいう人がいる。むしろ恥ずかしいのはあなた方の想像力。女医迎合の世風や、偏見が男性研修医を産婦人科志望から遠ざけている面も十分にあります。はっきり言って風評被害です。

こういった偏見や口さがない風潮のために、
男性産婦人科医が少なくなり、女性産婦人科医の体力ではまったくカバーできない事態になっているのですから、この国から産婦人科医がいなくなっても仕方がないことですね。自業自得というものです。
Commented by tetorayade at 2007-09-23 22:49
>skyteamさん、僻地の産科医さん
お二人ともお医者さんですか?
産婦人科医が育たない理由は厚生労働省にも原因があるんでしょうか?
眼科や歯科など9時~5時で終わるような、科目と当直勤務が当たり前の科と待遇面で差をつけることも必要ですかね。
産婦人科医は入学金、授業料が格安になるとか。どうですか?
Commented by 麺太 at 2007-09-24 17:01 x
決して友人ではありません。
でもうそでも有りません。
交友範囲が広いと色んな人種・人生があります。
大社長から塀の中の住人まで。

憤りを感じられた方々がいることを嬉しく思います。
でも現実に、看護士の内部告発で閉院に追い込まれました。
たかじんの元主治医もホステスにねだられ薬物の横流しをしてましたよね。

こんな鬼畜がいる事を理解し、追い出さなければなりません。
本当にお医者さんなら妙案は無いものでしょうか?

場所が変わる前ですが、東大阪市民病院の婦人科で性病にかかった女子学生がいまして 女性看護士が、性病名と名前を連呼して女の子を呼んでいました。
当時の嫁が女性看護士を注意しましたが、病気にかかるヤツが悪いとうそぶいていました。
その女の子は黙ってかえりました。来るのにも勇気がいったでしょうに。

本当に何とかして欲しいです。良い医者と悪い医者の差が大きすぎます。
Commented by tetorayade at 2007-09-24 22:52
>麺太さん
どの業界・世界にもいい人もいれば悪い人もいる。
でもそんなことでは片付けられないのが、悪徳医師の問題。命に関わる仕事をしているとともに、診療報酬の不正請求で税金泥棒しているケースもありましたね。
医師免許の剥奪はできりんでしょうか?
Commented by 通行人 at 2008-02-04 13:01 x
医師ってそんなにいい仕事じゃないっすよね。
自分の時間や人生はもうないとかって。
最近は患者がうるせぇしさ。
Commented by tetorayade at 2008-02-04 23:46
>通行人さん
医者と学校の先生にはなりたくない。
医者は楽な歯科が人気。
歯医者は増えすぎ。
by tetorayade | 2007-09-20 00:26 | 社会ネタ | Comments(15)