24時間テレビで賞賛すべきは間寛平だろう。
58歳という年齢で10種競技にチャレンジ。走り高跳び以外はすべて自己新。最終種目の1500メートルはマスターズ記録を塗り替える日本新、というおまけまでついた。
去年も10種競技に挑戦しているが、最初の100メートル走で、ゴール手前でこけてひざをするむく最悪のコンディションの中でのチャレンジとなった。
そのリベンジが今年だ。
10種目競技の練習を10カ月も続け、体を鍛えてきた。その結果、体は絞られると共に一回り大きくなってアスリートの体を作ってきた。
最初はいつものギャグを飛ばしながらのスタートとなったが、種目を重ねるごとに芸人の顔は消え、記録を狙うアスリートの顔に変わっていった。
1500メートルのマスターズ記録を塗り替えたときもただただ「ありがとうございます」の感謝の言葉しかなかった。
で、心配した欽ちゃんだが、放送時間内にゴールはできなかったが、完走ならぬ、完歩することはできた。
走ったのは最初の1時間ぐらいで後は、ずっと歩きとおした。
ほとんど歩いたこともさることながら、沿道のファンと次々タッチする姿は欽ちゃんならでは。普通ならスタッフが排除するのだが、それが欽ちゃんの元気の源になるのか、あまり制止することはなかった。
ま、歩いているからできるわけで、走りながらはできない。
ずっと歩いているにも関わらず、その姿を日テレの女子アナは「マラソン」とか「走っている」という表現を使うのはいかがなものか、という突っ込みよりも、来年のランナーが気になる。
紳助は「森光子さんがスクワットをはじめています」というように走りそうもない人の人選がエスカレートしてきている。
24時間テレビファミリーの加山雄三、谷村新司、さらにはサプライズで徳光あたりが浮かんでくる。
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