嫌いな番組で、嫌いな人が走る。
そう感動の押し売り番組日テレの24時間テレビでの100キロマラソン。今年は去年のアンガールズ以上にマラソンが最も似合わない欽ちゃんが走ることになった。
年齢も過去最高齢の66歳。
そのため走る距離を70キロに縮めた。
しかし、連日にわたり40度以上の猛暑が続き、昨日は埼玉・熊谷市と岐阜・多治見市で40.9度を記録。74年ぶりに過去最高気温を更新してしまった。
人間は寒さより、暑さに弱い。こんな酷暑の炎天下の中にいると、体内の熱が放散されにくくなり、体温が上昇する。体温が40度を超える状況が続けば、熱に弱い脳の機能が低下し、最終的には命が危なくなる。
それが熱中症だ。特に高齢者は部屋の中でも熱中症にかかる恐れがあるようだ。
昨日は熱中症で11人が死亡。特に気温の高かった県で350人が病院に搬送されている。
今頃、日テレスタッフはさぞかし肝を冷やしていることだろう。
猛暑がこのまま続いた場合、欽ちゃんをこのまま走らせるかどうかで、決断を迫られることになる。
24時間テレビの応援メッセージには心配するあまりこんな書き込みもあった。
あなたが今回走るという事を心配するサイトを見かけました。
連日の猛暑により、熱中症で亡くなっている方もいます。
専門家によればこの天候で走るのは無謀なこととの見解。
辞める勇気も考えてくださいね。
万が一はあってはいけません。
欽ちゃんが熱中症で倒れ、24時間が30周年という一区切りと共に終止符を打つことになるのか?
今年の番組テーマは「人生が変わる瞬間(とき)」。
番組プロデューサーの「人生が変わる瞬間」にならなければいいのだが。
追記
本日(17日)も熱中症で死亡した人が全国で続出。
お年寄り以外にラグビーの練習中の高校生、工事建築現場の労働者など。
環境省も熱中症対策に乗り出しているが、欽ちゃん走りはもちろん警告対象だろう。
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