知り合いの主治医の意見だけでは不十分だと思われた。セカンドオピニオンが必要だと思っていた。その通りの展開になったが、第三者的立場の相撲協会が派遣した医師は「急性ストレス障害」。帰国を必要とする診断だった。
朝青龍の病状は意地を張っている(仮病)のではなく、精神的に参っていて病的だという。
焦点は一刻も早くモンゴルに帰らせるか否かに絞られてきた。
このまま日本で幽閉させていたら力士生命ばかりか、うつ病が重症になれば最悪の場合は自殺する事だってありうる。そうなったときに誰が責任を取るか。誰もそんな責任は取りたくない、となれば、帰国させるしかない。
4カ月の謹慎処分がとんでもない方向にどんどん進んでいる。
人道問題になってきた。
ダメ親方の烙印を押されている高砂親方。その面目躍如に躍起になっていることが、病状を悪化させることにもなる。
モンゴルへ帰すかどうか、その質問をされると大ちゃんはむきになっていたが、「モンゴルの帰国は良くない」。
ダメ親方の烙印を払拭させたいあまりに、正しい判断ができるかどうか心配になってきた。
甘やかしてはいけない時に甘やかし、モンゴルへ帰すのがベストの時に意固地になる。その判断が及ぼす結末とは。
連続ドラマ「高砂部屋物語」はまだ終わらない。
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