ソニーのゲーム機売り上げが低迷する中、セガの業績も振るわないらしい。その責任を取って小口久雄社長が副社長に降格し、里見治会長が社長に就任する人事を発表したようだ。
ニンテンドーの一人勝ちが続く家庭用ゲーム機市場で、まだセガはやっていたんだ、と改めて思ったのだが、セガ・サミーホールディングスに暗雲が立ち込めなければいいのだが。
サミーの主力はパチスロだが、業界が5号機に移行する中で、これからパチスロを入れることは「自殺行為」と断言する業者も出る始末。
機械代と売り上げを計算すると5号機でのパチスロ営業は成り立たない、という。
実際、先行導入で5号機オンリーで営業しているホールは稼働が5%ほどだという。こんな悲惨な光景が7月以降は全国津々浦々で展開される可能性が高い。
200万台といわれるパチスロ市場は一気に100万台を割る可能性だってある。今の4号機ファンは射幸性がそがれた5号機では満足しないからだ。
このまま5号機ファンが育たなければ、パチスロ市場そのものがなくなってしまうことも考えられる。
そうなったときにパチスロが主力のサミーの台所事情が苦しくなってくる。
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