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by tetorayade

後追い自殺で緑資源談合事件を幕引きにするな


親分の松岡農水相が自ら命を絶ったのだから子分も従うしかない。

そんな印象を受ける旧森林開発公団の山崎進一・元理事の自殺だ。

森林整備という一見地味な利権団体に見える緑資源機構。端緒は金額も高が知れている談合疑惑でも、その奥には命を絶ってまでこの2人が守ろうとした利権構造がかくされているのだろう。

彼らの上に立つ個人を守ることは考えにくい。農水のトップは松岡大臣だし。組織を守るために死を持って逃げた、と解釈すべきだろうか。

2人の犠牲者が出たことを幕引きに、事件を解明することなく捜査が打ち切られることだけは避けなければならない。

ところで、松岡が自殺する4日前に会食したムネオ鈴木は、自身のホームページでこのときの模様を書いている。

今回の問題について国会で質問するが、ムネオは「国民に土下座して謝ったほうがいい」と進言。これに対して松岡は「今は黙っていた方がいいと国対からの指示なのです。それに従うしかない」と力なく答えた模様を紹介している。

このときのやり取りは光熱水費の問題で、にわかに浮上してきた緑資源の談合問題とは別問題だと思われる。

これまでも安倍総理は松岡をかばい続けてきたが、談合問題まで噴出してしまっては、これまでかばい続けた安倍総理の顔に二重に泥を塗ってしまうことになってしまう。

小泉前総理時代には造反組として、冷や飯を食ってきたが、安倍を総理にするために働いた論功行賞から農水相の座を射止めたともいわれている。

談合疑惑が広まれば安倍政権に致命傷を負わせることになる。ここは生き恥をさらすよりも死を持って安倍総理に謝るという意味で命を絶ったのであればサムライだが、そんなかっこいいものでもないだろう。


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by tetorayade | 2007-05-29 22:57 | 社会ネタ | Comments(0)