ゴールデンウィークのこどもの日。大勢の客で賑わう遊園地でその惨劇は起こった。
走行中のジェットコースターの安全装置が外れて乗っていた客が転落して死亡した、というのだ。安全だからスリルが味わえるジェットコースターにあっては、絶対にあってはならない事故だ。
事故が起きたのは家からチャリで行ける吹田市のエキスポランド。
テレビを見ていて2時過ぎにニュース速報が流れた。
吹田市の遊園地のジェットコースターで死亡事故。
野次馬根性丸出しで、エキスポランドへ向かった。
現場に近づくに連れ、上空を旋回するヘリコプターの数に驚かされる。その数7機。時計周りに円を描いている。
地元でチャリ客しか通らない公園の外周道路から現場はすぐに分かった。中は規制線が張られいるので、むしろ、外周道路のフェンス越しのほうが現場ははっきり分かる。事故から1時間半。警察、消防、メディアが右往左往している。
入場口に向かうと、事故のため休業する張り紙。
朝日新聞の記者から声をかけられる。現場を目撃した人を探しているようだ。
記者が出口からそのまま中へ入っていったので、つられて中に入る。
やはり現場は規制線が張られ、通り抜けようとしたら、係員から「取材の方ですか?」
普段着でスリッパばきなのにどうして記者に見えたのか分からない。お遊びで作ったかきなぐりプレスの名刺はあるがこんなところで出すわけにはいかない。
夕方から休日出勤なので長居はできないので、現場写真を撮って帰る。
追記
休日出勤終わり。仕事が終わった後で、いま、大阪で一番人気の焼き肉屋「たむら」へ。
漫才師のタムケンの店としてテレビで紹介されて大ブレイク。店の外は順番待ちの客であふるかえっている。
たらふく食って飲んでいる途中で気がついた。
自分らのテーブル席の斜め前の座敷にタムケン本人が家族と一緒に食事しているではないか。
客と一緒に記念撮影にも気軽に応じている。そりゃそうだ。自分が広告塔になっているんだから。
ちょうでわれわれが店を出る時とタムケンファミリーが店を出るのが同じタイミング。
3~4歳ぐらいの女の子に名前を聞いたらちゃんと「田村○○○」と答えてくれた。
帰り際にタムケン本人に「おいしかったです」と声をかけると「ありがとうございます」と返事が。
店を出るタムケンに向かって、外で待っていた客から一斉に写メの嵐。
そんな小話より、本題。続報では車軸が折れて脱輪して、手すりに頭をはさまれて死亡したようだ。
シンドラーのエレベーター事故同様に、ずさんなメンテナンスの問題も出てきた。安全神話が崩れた以上、これからは怖くてジェットコースターには乗れなくなる。
狂牛病で焼肉屋が壊滅状態になったように、遊園地が安全点検を徹底しても、当分はジェットコースターは冬の時代を迎えそうだ。
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