あの全面降伏は何だったんだろう。
長文の謝罪文と記事の削除。これで石原都知事の攻撃は終結したのかと思ったらやってくれました。
4月10日付のきっこの日記では「都民の良識」というタイトルで、再び石原都知事攻撃を再開した。
根性がある。
この国の総理大臣も東京都知事も、引き続き、「核兵器の保有」を謳い、戦争ができるように憲法を変えようとしてる人間がつとめることになったってワケだ。だけど、それが民主主義ってもんなんだから、多数決で勝てば、人間同士が殺し合う戦争を「感動的」だと賞賛し、「日本も優秀な戦闘機を作ってどんどん海外に輸出すればいい」なんて言ってる人でも、東京都知事を続けられるってワケだ。つまり、多数決で勝ちさえすれば、「平和」よりも「戦争」が「正しい」ってことにもなっちゃうワケで、あたしたち「平和」を願う少数派は、また4年間もガマンしなきゃなんない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
以下、読者から寄せられた石原都知事批判メールを20本ほど延々と紹介している。
食事でもそうだが、同じものばかりを食べ続けると飽きてくる。色々な味を楽しんでバランスが取れるというもの。
吉牛がいかに旨いといっても、1カ月吉牛生活を強いられたら、どんな吉牛ファンでもギブアップする。
きっこの日記にメールを寄せるのはきっこシンパが大多数だと思われるわけで、きっこの論調に賛同する意見をずらり紹介。
あたしの周りでも、「もう石原だけはカンベンして欲しい」って人ばかりで、中には「石原以外なら誰でもいい」って人までいたほどで、石原支持者はゼロだった。
わざと、偏ったメールを紹介しているんだろう、という疑問に対しては、
せめて、あたしのことを嫌ってる人から、「ざまあみろ!」とかってメールでも届いてれば、このさい、そんなのでも掲載しちゃおうと思ったんだけど、「サーバーと契約してる正規のアドレスを記入しないと届かない」ってことを告知したからなのか、そういった嫌がらせのメールすら1通も届かない。だから、今回のメールの掲載は、あたしが偏って選んだんじゃなくて、石原の当選を喜んでる人からのメールは「皆無」だったってことだ。
で、この石原批判の逆襲は何を意味する?
この前は公職選挙法に抵触することを認めたが、選挙後は本来のきっこ節を炸裂して、全面降伏の汚名返上ということか。
ここで権力にも屈しない強いきっこを誇示しないと次の出版の売り上げにも影響する、というものだ。
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