優勝者がまったく売れないのに対して、落選組みの寄せ集めが大ブレイク。
その差は最後まで埋まることはなかった。
そう、テレ東の人気番組「ASAYAN」で「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」の優勝をきっかけに18歳で芸能界入りした平家みちよのことだ。
平家の末裔らしい、この苗字のインパクトはすごかった。ところが芸能人の命である顔の印象が薄いためか、はたまた楽曲に恵まれなかったためか、まったく売れなかった。今でも顔が思い浮かばない。
ピンでは売れないので、モー娘らと黄色5、セクシー8、7人祭 のユニット活動を展開。モー娘らとの年齢ギャップからお姉さん格の平家みちよは常に浮いた存在だった。
2002年にハロプロを脱退。いつのまにか芸名も「みちよ」に改名していた。
その平家みちよがヤフーニュースで取り上げられた。
できちゃった婚を自身のブログで発表した、という。
1次ソースのサンスポもおそらく平家という名前のインパクトが強くて、ついつい記事にしたのだろう。
今はシンガーソングライターとしてライブ活動などをやっているようだ。結婚後も歌手活動はずっと続けていくようだ。
平家みちよのことで、むしろモー娘がデビューした当時のことのほうを思い出してしまった。売れない平家みちよより、つんくはモー娘のプロデュースにどんどんのめり込んで行く。
もう10年前のことだった。
初代モー娘メンバーよりも最終的には息の長い歌手になった。
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