いつものように、地下鉄梅田駅の改札を通ったのは8時40分ごろだった。
改札をくぐったとたん駅員の「改札を閉鎖して」と叫ぶ声が聞こえた。すでにナンバ方面のホームは階段の手前から人が詰まっている。
とっさに、千里中央方面ホームに取って返し、そっちのホームからナンバ方面ホームへ入る。
駅のアナウンスが聞こえてきた。
「本町の下りホームで転落があったため、電車が遅れています」
月曜日の朝から遅刻か?と不安がよぎるまでもなく、電車がホームに滑り込んできた。1台目は乗れなかったが、次の電車もすぐに来たため、さほどの遅れもなく会社に到着した。
で、夕刊やテレビで今朝の御堂筋線の事故のことを伝えている。
午前8時半ごろ、本町駅のホームをケータイしながら歩いていた25歳の女性が男性とぶつかりホームから線路に転落。とっさに駅員が飛び降りて、退避スペースに避難させるとともに、通行人が非常ベルを押したために、転落現場の40メートル手前で電車が止まったために、事なきをえたようだ。
女性は頭に軽いけがを負っただけ。
電車も下り4本が3分遅れただけ。
その影響を受けるか受けないかの状態で梅田駅にいたことになる。
朝の御堂筋線は2分間隔で電車が運行されているが、毎日毎日事故が起こらないのが不思議なくらいだ。
今回の事故はケータイに気をとられながら混雑したホームを歩いていたから起こったわけだが、身につまされる。
通勤タイムはケータイでブログの定期巡回をしている時間帯で、電車を降りてもホームを歩きながらケータイでお気に入りのブログを読んでいる。
ただ、先頭車両あたりに乗ることにしているので、降りるとすぐに階段。人とぶつかってホームに転落することはない。
そんな、問題ではないか。
新聞報道では今日の事故で4500人に影響が出たようだが、1/4500人だった。
人気ブログランキン