演歌歌手と暴力団の関係は分からなくなくもない。
北島三郎の兄弟仁義は、「かたいちぎり」、「盃」、「男」、「いのち」などヤクザの世界をイメージする歌詞がちりばめられている。
ヤクザには演歌がよく似合う。
ニューミュージックの旗手ともいわれた松山千春が、会津小鉄会の5代目就任10周年記念パーティーに出席。3曲ほど歌ったそうだ。
ニューミュージックとヤクザ。
なんか、似合わない。
で、久しぶりの芸能人と暴力団との付き合いにマスコミは色めきたった。
ま、最近の千春のスキンヘッドの風体は、その筋の人に見えなくもないが、マネージャーのコメントが堂々としたものだ。
京都新聞によると、
「図越会長とは十数年来の付き合いで、今回は10周年祝いということで顔を出した。あくまで個人的な参加で(報酬などの)やりとりもない。他の暴力団も含めて過去に数回、会合に出席しているが、すべて個人的な付き合い」
ここで逆に謝ると長年、暴力団との付き合いがある男、松山千春としての立場がなくなる。下手に謝ると男を下げるというもの。
千春はテレビの歌番組に出るわけでもないので、謹慎処分も考えられない。
いずれ、マスコミは本人のところに押しかけ、暴力団との関係を問いただすだろう。政治家だって裏ではつながっているケースはままあること。
「任侠道について会長から教えられた。会長の人柄は尊敬できる。信念を持って付き合っている」と松山千春は答えるのだろうか。
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