いつも疑問に感じていることが、初詣の参拝客数だ。面積と密度で計算しているらしいが、数字で発表されると人間は鵜呑みにしてしまう。
で、今日の疑問は日ハムが札幌で優勝パレードしたときに集まった観客の数を15万人と発表していること。テレビのニュースを見ても沿道にはすし詰め状態で、人がびっしり。
ま、それはそれでそれぐらいいたかも知れないが、本題は大阪で開かれている御堂筋パレードの沿道の観客数が110万人ということ。これをマスコミは何ら疑問のもたずに発表する。
日ハムのパレードは札幌駅からススキのまでの1.3キロで15万人。
対する御堂筋パレードは大阪市役所前~難波までの3.3キロ。距離を3倍にしたところで45万人。御堂筋パレードは4時間半、優勝パレードは40分と違いはあるにせよ、この数字のいい加減さは明白だ。
なぜなら、110万人は広島市の人口に匹敵するからだ。御堂筋の両サイドの歩道に広島市の人口が収容できるわけもないし、何回転させたらそんな数字になるのだ。ありえない。
この前も衆院補選の時、阪急茨木駅に安倍総理が応援に来たときの観衆を1万人と発表していたが、あんな狭いところに1万人もいるわけがない。写真を撮っていたので分かるがせいぜい数千。
で、もう一つ。
数字ではないが優勝パレードではビルの屋上から紙ふぶきが舞った。その量は1トンぐらいらしいのだが、後の掃除が大変。
市の環境課が直接するのか、外注の清掃業者がするのかは知らないが、紙ふぶきの後片付けは結構大変だと思う。
球場なんかは送風機のようなもので吹き飛ばして一箇所にかためて一気にかき集めるようだが、道路ではその手法が通用するのか?
日ハムの優勝パレードを見てもそんなことしか目が行かない。
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