ロケットスタートこそが大命題だったはずだったソフトバンクの0円戦略は、走り出して3歩目ぐらいでこけてしまった感じだ。時間が経てばたつほど孫社長のペテン師商法が暴かれることとなり、ケータイ事業に暗雲が立ち込めてきた。
公取委から詐欺まがい商法の実態調査が入ったことを受け、ソフトバンクは0円の文字を小さくし、その分但し書きを大きくする、と広告の修正案を発表した。
0円作戦は、最初こそマスコミに大々的に報じられることとなり何億円にも相当する宣伝効果を発揮したのも束の間、一転、日増しに0円作戦を疑問視する声の方が上回り、実際は2万人あまりの顧客流出が続き、ソフトバンクには逆風が吹き荒れる結果になったことだけは間違いない。
これだけ叩かれる報道をされて、それでもソフトバンクに乗り換える客がいるとすれば、なんともめでたい限りだ。
これ以上の転出を食い止めるには、戦略を根本から見直さなければならない。
①夜9時から1時までの無料通話制限をなくす。
②メールも一切の制限を設けずすべて無料。
③端末購入の頭金0円は不要。むしろ割賦販売をやめて契約期間の縛りも廃止すること。
④他のキャリアの料金プランより200円安くすることに魅力は感じないのでこれも必要ない。
⑤3G電波強化のための基地局増強の具体的プランを公表すること。
以上。
広告の文字の大きさを変えて責任を逃れようとする孫社長。本当にソフトバンクに求められることは広告の文字の大きさを変えることではない。日本のケータイ代を本当に安くするサービスの質を根本から変えることだ。
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