京都・妙心寺へ墓参りに行ったついでに、川床で有名な貴船まで足を伸ばす。
京都の地理は不案内。はじめて行くのに、地図もない。勘だけで車を走らせる。
わらながら感心する。方角さえ頭に入れておけば、迷うことなく一発で到着した。
川床は今がトップシーズン。盆休みの客も多いため、狭い道は大混雑。車1台通るのがやっとの道幅に料亭の送迎用マイクロバスやら大型高級車がどっと繰り出すのだから、そりゃ離合するだけでみんな神経をすり減らす。
県外ナンバーの初心者マークの車もいたが随分肝を冷やしたことだろう。
貴船は京都の奥座敷。大人の川遊びの聖地。
川床料理は高いと思っていたが、昼のおまかせ7000円。後は会席コースで1万2000円、1万5000円あたりが相場。
料理以上に風情を楽しむわけなんだろうな。この値段。
ま、今日はドライブで足を延ばしただけ。川床を楽しみに来たのではない。
ビールが飲めなくては川床の楽しみも半減してしまう。本当に楽しみたいなら車ではこられない。
目だけで涼を楽しんだことにしておこう。
帰る途中で食べた「天天有」の中華そばは久しぶりにヒット。京都ラーメンの激戦地・一乗寺の名店らしい。3時過ぎに桂川街道店に入ったが、けっこう、客がいる。食べてる途中も次々に客が入ってくる。
鳥がらとやさいのスープ。天下一品のこってりドロドロスープをあっさりさせたような味で、癖になる。トッピングは奇をてらうことのないチャーシューとねぎのオーソドックスなもの。
昼飯時を外した時間帯でも客足が絶えない理由がそこにある。
駆け足の京都満喫だった。
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