流行とは自然発生的に生まれるものではなく、誰かが仕掛けて作り出すものだ。
てなことを感じさせるのがウィルコムの販売戦略である。
女子高生の間では、メル友ならぬウィル友が流行っている、とトレンド雑誌にそんな記事が載っていた。
2900円の音声定額制導入で、友達同士で長電話したい女子高生に受けて、友達用にウィルコムを買う兆しが現れている、という内容だった。
読めばペイドパブだったことはすぐに分かったのだが、親ウィルコム派としてはそんな姑息な手段でもOK。ウィルコムユーザーをどんどん増やして、音声通話がただになる社会を早期実現したい。
で、今日の本題は14日から販売予約が開始された「W―ZERO3 es」。これは1号機よりもスリムなデザインになり、ちょっぴり物欲を刺激された逸品。
特別予約イベントが開催された東京・有楽町のビックカメラで開店前には早朝から170人が列をなしたようだが、ここに異変が。
女子高生をはじめとした女性の姿が目立ったこと。
「W―ZERO3 es」の販売予約を伝えるビジネスアイはこう結んでいる。
「日本の携帯トレンドは、女子高生が作り出してきたとよく言われる。ITマニアだけでなく、女子高生を含む女性が関心を持ったことがわかった点で、今回の端末発売の意味は大きいといえそうだ」
ビジネスアイは旧・日本工業新聞。
ま、広い意味での業界紙。
ウィルコムに相当肩入れしている。
これもOK。
いずれにしても、女子高生の間でウィルコムブームを作り出すことが先決。どんな手段を使ってもいいから徹底的にやって欲しい。
日本のケータイ電話代が劇的に安くなるかどうかは女子高生の消費マインドにかかっている。
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