小学校の入学式も終わり、ピッカピッカの1年生が真新しいランドセルを背負って元気に通学している。
ケータイ各社が入学シーズン前に発売した防犯機能付き子供ケータイが、予想以上に売れているようだ。
ところが早くも学校現場で持込を巡って論争が起こっている。
学校側の言い分は「ケータイは教育現場には不要」。特にゲーム機能が付いているので、持込は禁止している。
一方、保護者はこのところ連続して発生した下校時の誘拐殺人事件を盾に、防犯のために持たせたい。特に位置情報が分かるので、行方不明になっても居場所が特定できる。防犯ブザーよりもGPS機能が付いたケータイをかわいい子供には持たせたい、というのも親心。
そう反論されると学校側も言い返せないようだ。
ゲーム機能の充実さでいえば、6月に発売されるバインダイがぬきんでている。
数字を使った脳力トレーニングゲーム 「IQナンバー」、ゲーム感覚で遊べる漢字検定「IQ漢検」、カメラを使ったゲーム 「つないでカラーピクチャー」、今日の運勢を占うことができる「フォーチュンロット占い」の4つのゲームがプリセットされている。
子供に機種を選ばせたらバンダイの圧勝かも。そもそも、おもちゃケータイでの販売実績もある。
いずれ有害子供ケータイに指定されそうだ。
授業中はゲームができないタイマー機能をつけるなどして、メーカーは対抗するしかない。
子供ケータイは一目で子供ケータイ、と分かるデザイン。誘拐犯はケータイを持っているかどうか身体検査して捨ててしまうだろう。
GPS機能も万全ではない。そうなると人体にチップを埋め込むしかない。
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