美談を作るのが好きな紳助だ。
シャレで「これでええように映った?」と最後は落ちのつもりでいっているが、あれは落ちではなく本音だと思う。
紳助の言動はどうも信用できない。
竜助が危篤状態から小康状態に移ったようだ。
その直後から病院に見舞いに行った紳助は、50歳になったら、また紳竜コンビを復活させるために一時代を築いたつなぎの衣装を新調していた、というが、これ記者向けの美談コメント以外の何ものでもないだろう。
「大阪にいる時は毎日、病院に行っています。最初の日は何も言えず泣いてました」
「寝ている姿を見て“ネタ合わせしたないから寝たふりしてるんやろ。はよ起き”と話しかけました。今は悔しい気持ちでいっぱい」
何とも紳助らしい。
ネタやろ。
本音は奇しくも竜助が倒れる前に収録されたビデオ。
漫才10選かなんかの番組で紳助、竜介が選ばれ、当時のこと紳助が振り返っていた。ネタを死に物狂いで考えているのは紳助。対する竜介は舞台が終わると遊びほうけていた。その差が結局現在に至るわけだが、紳助が本心で竜介のことを思っているかは、はなはだ疑問。
借金を背負い自己破産した挙句、脳卒中で倒れる。
自業自得と思っているはずだが、テレビ的にはそれを全面に出すわけには行かない。将来的には選挙のこともある。
ここは美談の紳助を取り繕う必要がある。
ネタを考えているときに自分の子供が泣いてやかましいから、といって自分の子供にもつばを吐きかけるのが紳助だ。これ、自分でいっていたことだから間違いない。そういう状態で竜介の役立たずを食わしていたのはこの俺。ギャラも1人分を2人で分けなけばならない。ネタも考えない竜介なんかいらない。1人で十分食っていける。
これがコンビ解消の理由だろう。
いまさら50になってコンビ復活なんて、そんなことしなくても紳助は食える。食えない竜介のためにやる、としたらそれは選挙用やろ。
紳助の美談に騙されるな。
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