ワールドカップの実績で、スノボーのハーフパイプにはメダルの期待がかかった。
国母和宏が2勝、成田童夢が1勝。女子も中島志保、今井メロ、山岡聡子が各1勝を挙げている。まさに日本スノボー界最強軍団だ。嫌が上でもメダルの期待がかかる。当然だ。
これだけ最強メンバーなのにスポーツ・イラストレーテッドは日本のハーフパイプ陣のことは完全にスルー。
実際、蓋を開けてみると、男子は4人全員が予選落ち。女子は中島の9位が最高だった。
この雑誌はアメリカのスポーツ誌。
スノボーの発祥地もアメリカ。
アメリカの強豪たちは国内の賞金付き試合しか相手にしないので、ワールドカップには出場しなかった。
つまり、真のチャンピオンがいないワールドカップで勝った、勝った、と喜んでいたわけだ。
賞金稼ぎしている、ということはプロ。対する日本人選手はアマ。その差がそのままオリンピックで出た、ということだろう。
スポーツ・イラストレーテッドはその辺を当然熟知している。
なるほど。
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