中国のパチモノ天国についてはこれまでに何回も書いてきた。
中国には本物を完璧にコピーして一見したでけでは分からない精巧な偽物と、本物をコピーしながらもロゴは自分のところのものを付けるなんちゃって偽物の2種類がある。
一番呆れるのはHONDAを「HONGDA」と1字違いの商標をつけて販売していた2輪メーカーが中国には実在すること。1年前にホンダが販売差し止めと損害賠償を求めていた裁判で、北京の裁判所はホンダの訴えを認める判決を下した。これは北京オリンピックを意識したものだ。
バイクをコピーするだけでなくロゴまで平気でコピーする中国人民だ。早くも北京オリンピックのキャラクターの横流し(ニセモノ人形)が出回っているようだが、作るな、売るな、と中国人民に求めること自体が土台無理。
知的所有権を侵害することが罪になることが理解できない中国人に何をいっても無理なわけで、北京オリンピックの開催と引き換えにニセモノを中国から排除する、といっても我関せずだろう。
中国3000年の歴史にパクることが悪いこと、という意識がない。なぜなら、知的所有権を主張するのは中国人が大嫌いなアメリカ人の概念だからだ。
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