日本人歌手がアメリカへ進出して成功した例はないが、英語の発音には自信がある宇多田ヒカルも例外ではなかった。
1年前、華々しくアメリカデビューを果たすものの、泣かず飛ばず。その後の音信を芸能マスコミが伝えることもなかったが、宇多田が久し振りにテレビに登場した。映画「春の雪」の主題歌「Be My Last」を彼女が歌っているからだ。
その延長線上で歌番組にも出ていたのだが、最初誰だか気づかなかった。
人相も変るぐらい太っている。完全に中年のおばちゃん体型になっているではないか。
映画のタイアップ曲でヒット間違いなしなのに、発売から1カ月経っても12万枚しか売れていない。
宇多田ヒカルは衝撃的なデビューだった。彼女の歌をずっと聴きたいと思った。CDなんか買ったことがないのに、宇多田のCDはシングル、アルバムと自然に手が出た。天才だと思った。
変調が激しいオートマチックを覚えるのに苦労した。でも、カラオケスナックではオヤジが歌うギャップでうけた。
そんな思い出がある宇多田もデビューから7年もすると飽きられてくる。どの曲を聴いても同じように感じられてきたからだろう。それがヒッキーカラーといえばそれまでだが、サザンの桑田のように幅広いメロディーラインを持っていないと第一線で活躍するのは難しい。
安室奈美恵がブラウン管から消えて久しい。宇多田は安室の二の舞にはならないと思ったのだが、まず、激太りをなんとかしなければいけない。妊娠説を否定しているならなおさらだが、婦人科の病気を患ってホルモンバランスの異常で太っている、という説もあるが、太った宇多田は見たくない。
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