高校生の喫煙率が下がっている。なのにたばこ協会は未成年者へたばこを販売しないために、900億の経費をかけて全国のたばこ自販機をICカード化する。この問題で本当の狙いをふと考えてみた。
これ、未成年の販売対策という建前の裏で、本当はもっと別な使い道を考えているような気がしてならない。
昨日は、自販機メーカを儲けさせるためかと思っていたが、そんな単純な話ではないような気がする。
ICカードには個人データが入っているわけで、これでいつ、何時、どこの自販機で、誰が、どの銘柄のたばこを買ったかが把握できるわけだ。
このデータを集中管理したらどうなる? 個人のプライバシーが丸裸にされるわけで、犯罪者リストとたばこICカードをリンクして使うことで、犯人がいまどのあたりに潜伏しているかが容易に掴める。
たばこ協会がこのデータをどう使うつもりなのか、そういうところを突っ込んで記事にしている新聞は今のところない。
国民ICチップ化へのやらの地ならしか。
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