今井メロがスノボーのW杯で今期初優勝をした。
最初は誰のことだか分からなかった。
彼女が横山やすしの娘にそっくりにルックスではなく、安藤美姫のように可愛かったら、移籍問題でゴタゴタした時にも、テレビのワイドショーがもっともっと取り上げていたはずだが。
成田夢露。
スノボー界では成田童夢、成田夢露、成田緑夢の3兄妹として有名なハーフパイプの第一人者だが、その名前を捨てて今井メロで再起を果たしたようだ。
父親が主宰する「夢くらぶ」で英才教育を受け3人は一流選手に育った。最近は使用器具のスポンサー契約や父親の指導法を巡り意見が対立。一時はトリノ五輪の出場も危ぶまれていた。
兄の童夢が6月に親元を離れてプロスキーヤーの三浦豪太の指導を受けているのに、動揺して悩んだ末に夢露も父親の元を去った。懸案だった用具のスポンサーもロシニョールに決まり、不安材料から解放された結果なのだろう。
彼女に助けの手を差し伸べたのは91年に離婚している母親だった。
未成年は親の許可がなければ海外遠征は行けない。母親にも親権があるので、母親の旧姓である今井に改名することで、海外遠征も可能になったようだ。それだけに父親との対立の溝の深さを感じさせる。
母親は離婚してからは子供の試合を見に来ることもなかった。今回初めて見に来た大会がスイスだった。やはりスノボーが原因で離婚したのだろうか。
メロのドキュメント映画を撮っているようだ。その辺の事情にも触れているかもしれないが、トリノで金を獲って映画は完成する。
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