プロ野球参入問題で一躍全国に名前を知らしめることになったホリエモン。最初の挑戦ではトンビに油揚げをさらわれる形で、楽天にうっちゃられた。
第2ラウンドはライブドアによるニッポン放送株の買占め、フジテレビ乗っ取り。最終目的は達せられなかったものの、和解という形でマネーゲームには勝利してみせた。
そして、3度目のサプライズが無所属で広島6区に出馬、ときたもんだ。
昨日までは自民党から出馬と思われていたのに、土壇場で無所属。そりゃ、自民党の首相経験者の森を筆頭に長老たちはホリエモンのフジテレビ乗っ取り騒動を「金でなんでもできると思ったら大間違い」と批判していたわけだから、公認が取れなかったことも分かる。
無所属でドン亀を政界から葬り去るとなれば、益々刺客の要素が強くなってきた。
いずれにしても小泉の術中にはまっていくばかりだ。
郵政改革賛成か反対かだけで戦えば、ドン亀の負けは火を見るより明らかだ。無党派層に対してドン亀が何を訴えるかが勝敗の分かれ道になってくる。
ホリエモンにとって衆院出馬はサプライズ3部作の総仕上げ。
選挙になれば登場する白鳳大学の福岡大先生は投票率80%を予測。そうなればホリエモンには追い風となる。見事、浮動票を取り込むことに成功した暁には所期の目的を達成することになるんだろうな。
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